スタッフ柿崎社長ブログ

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エコキュートの騒音問題

最近、オール電化住宅が増えるにつれて、 『エコキュートの騒音』の問題を聞くようになりました。

インターネット上でも、ものすごい数の投稿が寄せられています。

被害に実際にあっている方の同調する意見もあれば、クレーマーだと非難する意見など、本当に色々な意見が載っています。

実際、市建築課に確認申請を提出すると、最近は、エコキュートを設置するかどうかを尋ねられます。

そして、設置する場合は、できる限り、隣地境界線よりできるだけ離すように、指導されます。

ということは、市側は、詳しくは言ってくれませんが、実際にクレームがあるのでしょう。

最近は、ヒートポンプという言葉が、頻繁に色々な場面にでるようになり、多くの方が原理を理解しているようです。

ヒートポンプは、コンプレッサーを稼動させますので、必ず振動・騒音を発生します。

ようするに、通常みなさんが使っているエアコンの室外機の振動・騒音とほぼ同じです。

そして、通常エコキュートは、深夜電力を利用しますので、夜寝静まっている環境で稼動します。

その結果どういう問題が発生するかは、私みたいに、建築設備を専門にしてきた人間にとっては、すぐにわかります。

製造しているメーカー、取り分け技術を研究している人は、最初から、騒音問題が発生することは、百も承知です。

問題が起こらない訳がないのです。

起こるべくして起こっている問題なのです。

しかし、国からの指導もあり、電気温水器が、あまりにも二酸化炭素の排出量が多いため、ヒートポンプに切り替えるように力をいれるしかないのです。

電力会社は、オール電化ありきで進んでいますので、今更、あと戻りできないのでしょうね。

『電力会社の営業戦略の中で、一般の住民が、いがみ合っている』

ように思えて心が痛みます。

もう少し、環境にも優しく人にも優しいものを宣伝してほしいものです。

by kakizaki

2010年04月27日更新

東芝がついに白熱電球の製造を中止

東芝ライテックは3月17日、栃木県・鹿沼工場で一般白熱電球の製造を終了する「一般白熱電球製造中止式典」を催しました。

消費電力の低いLED電球への切り替えを進める同社は、2008年4月に「2010年度をめどに一般白熱電球の製造を中止する」と宣言。

それを約1年間前倒しで実現したかたちになります。

「CO2削減の大きな“最初の一歩”を踏み出しました」(東芝の佐々木則夫社長)。

長年親しまれた白熱電球が消えるのは、ちょっと寂しい気もしますが、これも、時代の流れです。

致し方ありませんね。

住宅用照明器具は、もう既に8割ぐらいは、蛍光灯です。

これからは、上のグラフからも予想されるように、有機ELやLED照明が増えてくることが予想されます。

有機EL照明は、私も何回がブログで紹介していますが、面全体が光る今までにない新しい照明です。

確か、新商品が山形県庁で3月末まで展示しているはずですので、私も機会があったら見てみたいと思います。

LED電球の価格もだいぶ下がってきて、今後益々普及することが予想されます。

LED電球に交換する場合、ちょっと注意する必要があります。

パナソニック電工さんの場合、ダウンライト断熱材施工器具(SB,SGⅠ,SG形表示器具)には、使用することができません

LED電球は、ランプ後方に放熱するするしくみになっており、周囲温度45℃までの時、ランプ寿命40,000時間です。

これが、10℃上がるとランプ内のトランス寿命が短くなりランプ寿命が4,000時間1/10になってしまいます。

ダウンライト内温度は、一般型で30~35℃ですが、SB,SGⅠ,SG形表示器具は、密閉度が高いため45度以上に上がる可能性があります。

せっかくLED電球に交換しても、短寿命でランプが切れたり、場合によっては煙が出てランプが切れることも考えられるそうです。

交換する場合は、注意事項を十分読んで理解した上でご使用ください。

あれ。最後は、電気屋さんの宣伝になってしまいました。

by kakizaki

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2010年03月18日更新

ついに環境税(地球温暖化対策税)導入か

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今、テレビで話題になっていますが、民主党が、温室効果ガス排出削減率を2020年までに1990年比25パーセント削減を目指す方針を表明しました。

産業界は、一斉に反発しているようですが、この流れは、途中頓挫することはあっても、変わらないと思います。

もうすでに、世界全体が、温室効果ガス排出量を大きく削減する方向で動いています。

あのアメリカでさえ、オバマ政権になって、環境対策を重要課題にあげています。

住宅産業では、いったいどんな方向に進むと、推測されるでしょうか。

私は、今まで以上に、住宅に対する省エネルギー基準が厳しくなっていくと思います。

もう既に、来年の3月18日から300㎡以上の建物については、『省エネルギー措置に届出』が義務化になります。

私は、今回のこの記事を読んで、住宅を含め全ての建物に省エネルギー対策をすることが義務化になるのは、時間の問題だと思いました。

今、現在は、国の次世代省エネルギー基準の断熱をすることは、義務ではありません。したがって、今でも、スカスカ住宅が、ローコスト住宅として、建築されているのが実態です。

こんなことが、いつまで続けられる訳がありません。

そして、記事の最後の方に書いてあるように、環境税の導入も早まりそうです。

 私は、前から言っているように、この環境税は賛成です。

但し、 『二酸化炭素を多く排出している人が、多くの環境税を支払わなければならない』仕組みをきちんと作ってもらいたいと思います。

二酸化炭素を多く排出しているが、意図的に、価格が安いなどという矛盾が生じないように、監視して頂きたいと思います。

 私は、『温室効果ガス排出量の見える化』をすすめ、それに、きちんと、『環境税』を課税していったら、日本の二酸化炭素は、間違いなく削減すると思います。

そんな時代が、すぐそこまで来ています。

今後の動向に注目してゆきたいと思っています。

 

 同じ日の新聞の裏側に下のような記事が載っていました。

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石油会社が太陽電池を生産するなんて、時代の変化を感じますね。

時代は、どんどん変わります。

私達も、『変わり続けなければならい』と改めて感じました。

by kakizaki

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2009年09月10日更新