スタッフ柿崎社長ブログ

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山形らしい家づくりとは・・・

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今日の山形新聞に、環境省のモデル事業に採択された山形県の「環境共生型住宅モデル整備事業」についての記事が載っていました。

実際に計画されたエコハウスを建設(年度内に完成予定)しますが、その特徴は、

太陽熱温水器の熱容量の不足分を、木質ペレットなどを燃料に使うバイオマスボイラーが補う「ハイブリッド型」の暖房・給湯設備の導入などが特徴だそうです。

この事業は、特定非営利活動法人『住まいの温暖化対策やまがた協議会』が事務局となって一般に公開し、普及活動を繰り広げるそうです。

この団体の代表幹事には、東北芸術工科大学の三浦秀一准教授がなっていました。

この事業の最大の目的は、二酸化炭素の排出量の少ない山形に合った住宅は何かを模索することだと思います。

是非、その成果を発表し、山形県としての方針をしっかり示して頂きたいと思います。

前回の、三浦先生の講義では、

設備的なものは、年々改良されるので、今私達がしなければならない事は、住宅の断熱性能をいかにあげるかが重要であるとおしゃっていました。

私達住宅会社は、売れる住宅を造るのではなく、これからの社会に必要とされる住宅を建設するようにしなければなりません。

それは一体何なのかを、利害関係のない立場の人、もしくは機関がキチンと示す必要があると思います。

そういった意味においても、今回のような取り組みは、大変意味深いと思います。

今回の事業は、一般の工務店などにも研修事業を展開する方針です。

是非私も、参加してみたいと思います。

by kakizaki

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2009年06月30日更新

『環境ネットやまがた』を知っていますか?

NPO法人 『環境ネットやまがた』を知っていますか?

この会の設立趣旨の全文を下記に掲載しますと、

 

本会の前身である「やまがた環境カウンセラー協議会」は、環境省で定める「環境カウンセラー制度」登録者によって、平成10年12月に設立された。平成15年12月の時点で会員数は20名となっており、環境保全に関する啓発活動や関係機関、団体、教育機関等に対する講師派遣などの活動を積極的に行ってきた。

地球温暖化、オゾン層の破壊、エネルギー問題、廃棄物問題、化学物質による環境汚染など、我々を取り巻くさまざまな環境問題は、すでに国や企業のレベルを超え、我々市民も、その問題を強く意識して、自らが行動を起こしていかなくてはならない時期に達している。

これらの状況に鑑み、同協議会設立5周年にあたる平成15年を機に、我々環境カウンセラーが中核となり、市民レベルまでを巻き込んだ様々な環境保全活動を展開していくため、「やまがた環境カウンセラー協議会」を発展的に解散し、「環境ネットやまがた」を設立し、特定非営利活動法人の認証を目指すこととした。

このことにより、環境カウンセラーのみならず、志を同じくする人たちの組織化を図り、様々な既存環境関連団体や環境に関心のある幅広い人材とのネットワークを形成し、上意下達ではない、市民レベルの草の根的な環境保全活動を推進展開していくための基盤が形成されることとなる。

また、併せて、行政機関等からの環境保全に関する様々な委託事業を受託できるような体制づくりができるものと考えている。

「一人でも多くの仲間を増やし、自らができる範囲の中で行動を起こし、それを広げていく」といった息の長い地道な活動を展開していくことが、かけがえのない地球環境と山形の豊かな自然環境を守り、子孫に残していくことにつながるものと信じてやまない。

 

即ち、市民レベルで、環境を考えている仲間を募って、それに行政としても、一緒活動していこうという会です。

この会には、2009年2月4日のブログで紹介した、東北芸術工科大学の三浦秀一准教授が顧問として、参加されています。

この会のホームページのトップページの左側にある山形県の省エネ住宅に弊社の建物が掲載してあります。

施工実例の紹介(庄内エリアの紹介)の中に載っています。

 

三浦先生は、木質バイオマスの有効活用にも取り組んでいらっしゃいました。

果樹の剪定によって持ち込まれた枝を敷きわらの代替品やバイオマス発電所の燃料にするようです。

3月17日の山形新聞に載っていましたので、紹介しておきます。

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2009年06月10日更新

コンセプトは『環境とデザイン』

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弊社のコンセプトは『環境とデザイン』

本当は、『性能とデザイン』という言葉が正確なのかも知れません。

住宅性能というと、非常に多くの事が含まれます。

耐震、断熱、気密、素材、火災時の安全、遮音性、高齢者への配慮などなど、余りにも意味の範囲が広がります。

そこで、もう少し具体性を持たせ、そしてこれからの社会に特に重要だと思われるテーマである『環境』に絞って、弊社の家づくりを考えようと思い、まず最初にこの言葉を持ってきました。

実は、この『環境』という言葉は、私にとって生涯のテーマと言っても過言ではないかも知れません。

私は、東京の芝浦工業大学建築工学科を卒業していますが、研究室は、設備系を選びました。

卒業論文は“ソーラーシステムのイニシャルコストとランニングコストの比較”とその当時、我々学生にとっては非常に興味深いテーマでした。

結論からいうと、約30年前では、設備をランニングコストの軽減でペイはできませんでした。

設備の性能が、余りよくなく、維持管理費が多くかかり過ぎ、多少の燃費の良さではペイするのは、とても無理でした。

実は、現在でも、設備費をペイするのは難しく、補助金がでないとなかなか進まないのが現状のようです。

しかし、設備の性能は格段によくなり、地球温暖化が叫ばれる昨今、多少のお金を払ってでもやっていかなければならない事であることは間違いありません。

むしろ、この問題を正面から取り組まないと、地球の将来が危ぶまれます。

私個人的には、非常に危機感を持っております。

30年前に勉強したことが、私の今の仕事に非常に役立っています。

この『環境』は、私の生涯のテーマだと思っています。

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2009年05月02日更新

家づくりのヒント

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家づくりを考えるとき、皆さんは、最初に何をするのでしょうか。

住宅雑誌を購入したり、近くの住宅展示場を訪問したり、はたまたインターネットを使って情報を仕入れたり、人によって様々だと思います。

現在は、住宅に対する情報が溢れんばかりに非常に多くあります。

中には、断片的な知識が重なり結果的に、何をどうすれば解らなくなっている方も時々お見受けいたします。

情報と言うのは、多くあれば良いというものではありません。

その情報をきちんと整理できる正しい洞察力が必要です。

それを家づくりについて、一般の方がするというのは、至難の技です。

そこで、住宅建築に携わる者として、できだけ中立な立場で『家づくり』について意見を述べさせていただこうと思います。

私達の、意見が皆さんの『家づくり』にどれだけ参考になるかはわかりませんが、少しでもお役に立てば幸いと思い住宅に関する事を『家づくりのヒント』として、情報発信していきたいと思います。

実は、『家づくりのヒント』は、2007年6月12日から始めており、二年近くになります。

この度、ホームページを新しく更新するのにあわせて、ブログのサーバーを変更することに致しました。

過去の記事を読みたい方は、

『家つぐりのヒント』 

に繋いでください。

by kakizaki

 

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2009年05月01日更新