オールアース住宅を知っていますか?
と言っても、私も、今鶴岡で工事をやっているお施主様より教えて頂いて、施工しているのですが、山形県では、弊社の現場が初めてだそうです。
簡単にいうと、オールアース住宅とは、家の中で発生する電磁波の対策を施した住宅のことを言います。
電磁波については、電気機器や配線から発生していることは、以前から指摘されてきていましたが、その対策はほとんどされてこなかったというのが、実態です。
その電磁波が、身体にどのように影響するのかも含め、一度『オールアース住宅』のHPを参考に見て頂けたらと思います。
電磁波については、私自身分らない部分が多いので、HPの内容を参考にして頂けたらと思います。
実は、1月12日にこの現場の電磁波対策の工事が終了したので、電磁波測定をやってきました。
この緑の特殊な誘導性の繊維にアースを取ることにより、電磁波を低くすることができます。
オールアース住宅の提唱者の土田直樹社長が、実際に弊社の物件の電磁波を測定しました。
電線を測ると118V/mの電磁波を測定
柱を測ると182V/mの電磁波を測定
電磁波対策をした壁は28V/mを測定
基準値は世界で最も厳しいスウェーデンのVDTガイドライン(25V/m以下)を採用しています。
今の段階では、工事の機械などが干渉するので、余り低い数字はでないそうです。
とりあえず、アースが取れている事の確認はして頂き、工事としては、問題ないそうです。
今回の測定を見ていると、室内の壁、二階の床から、電磁波が出ていることは、確かめることはできました。
そして、対策をたてた部分は明らかに、数値は下がりました。
こんな風に数値化されるとなんらかの対策を検討する必要があるような気もします。
しかし、電磁波対策については、建築的にはほとんど問題にしていないのが実状です。
今後、どのように、対応していくべきか、私も非常に悩ましいところです。
ただ、電磁波対策を希望される方は是非参考にして頂けたらと思います。
by kakizaki