家というものに対して、男と女では、関心を寄せるところがずいぶん違います。
男性が家づくりでこだわる部分は、「躯体」や「性能」「構造」と言った、いわゆるハードであるのに対して女性は、毎日の使い勝手や使い心地、細かくい感覚的な部分のようにソフト面にこだわるという傾向があります。
このように、男性は、家というものを大雑把に捉えているに対して、女性は、毎日の生活する場ですので、インテリアや収納などを工夫し、暮らしをいかに快適にするかという細部までこだわっていることが見えてきます。
収納のカリスマ近藤典子さんがテレビに出て活躍していることからも理解できます。
そして、最近は、住宅購買の決定権が男性から女性に移ってきているようです。
確かに、最終決定は、ご主人がしますが、その段階に行くまでのプロセスの殆どは女性にあるような気がします。
この傾向は、何も住宅に限ったことではなく、全体的にこんな流れになっていることを、皆さんもうすうす気がついているのではないでしょうか。(むしろ、はっきりと・・・?)
ということは、私たち住宅産業に携わるものは、女性を意識した家づくりを心がける必要があるということです。
どちらかというと、私も含め、技術屋は、男性が好むハード面を追いかけたくなります。
しかし、それでは、家づくりの決定権のある世の女性には、見向きもされなくなりますね。
そうか女性か・・・・
そうだ身近に女性がいます。
もちろん我がワイフ。
怖いけど、色々教えてもらおーと。
by kakizaki
2011年01月21日更新