スタッフ柿崎社長ブログ

2010年11月

『省エネ基準』いよいよ義務化へ

一日の情報の中で、『省エネ』という言葉は、聞かない日がないと言うくらい、当たり前な言葉です。

しかし、未だに、住宅業界に於いて、国で定めた『次世代省エネルギー基準』は、義務化になっていません

信じられますか?

この現状を・・・

実態としては、新築住宅の約6割は、今現在でも普通のスカスカ住宅が建設され続いています。

どこかおかしいぞ。日本!

ようやく、11月12日に国土交通省と経済産業省が、

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」で、省エネ基準義務化に向けた方向性の骨子案を示しました。

開始時期に関して具体的な言及はありませんでしたが、早期の対応が必要との考えを示しました。

大規模建築物から段階的に義務化を進め、2020年までに全ての新築住宅・建築物に義務化する方針だそうです。

実施に際しては、制度の周知徹底や工務店の技術向上などに時間がかかるため、一定の期間をおく考えを示しています。

断熱している住宅がある一定以上にあがれば、 「5~6年以内の義務化もありうる」との事です。

いよいよ、住宅の高断熱化の義務化が現実味を帯びてきました。

実は、建築士のなかには、建物の高断熱化に反対している人もいます。

しかし、この流れは、逆戻りすることは、あり得ません。

私は、一日も早く建物の断熱の義務化をするべきだと思っています。

国民の財産を守るためにも・・・(少々偉そうに)

by kakizaki

2010年11月22日更新