11月17日(火)の山形新聞に荘内銀行の『エコ住宅設備導入で金利優遇』の記事が載っていました。
対象となる設備は、
太陽光発電システム、電気温水器、IHクッキングヒーター、蓄熱式電気暖房器などのオール電化・・・
と書いています。
ただでさえ、電気温水器や蓄熱式電気暖房機は、エネルギーを多く消費する設備です。(電気代は確かに政策的に安くしていますが・・・)
とても、エコ商品とは、言えたものではありません。
やっとその辺を電力会社も考慮して、ヒートポンプ式のものを開発することに躍起になっています。
それでも、東北以北の地域は効率が悪いためあまりお薦めではありません。
この優遇ローンは、リフォームローンです。
こんな商品を断熱改修もやらない建物に設備をしたらどうなるのでしょうか。
考えただけで恐ろしくなります。
エネルギーの垂れ流しです。
せめて、断熱改修をやった家で、ヒートポンプ式の設備をするぐらいを対象にしてもらいたいと思います。
荘内銀行さん、
今週の21日の土曜日、新住協で断熱リフォームセミナー(内容は、ニュースを参照)をやりますので、是非参加して住宅の消費エネルギーについて、もう少し、ちゃんと勉強してほしいと思います。
国は、本気でCO2を25パーセント削減しようとしているのですよ・・・
by kakizaki
2009年11月17日更新