10月30日(金)に山形ビックウィングで(社)新木造住宅技術研究協議会の山形支部の勉強会があり、社員全員で参加してきました。
講師は、断熱材メーカーのマグ・イゾベール(株)の大槻課長さんです。
大槻課長の講習会はこれで二回目になりますが、彼の断熱気密に対する知識はとても深く、毎回とても勉強になります。
今回は、壁や屋根などの躯体の中の熱と湿度がどのような関係になるかを勉強しました。
具体的事例を挙げながら、壁中で結露が起きるメカニズムを分かり易く解説して頂きました。
新住協で教わって施工している防湿層が、いかに大切かを今回の講義で改めて認識させられました。
ん~。やっぱり新住協って、断熱のプロ集団なんですね。
新住協の事務局の会沢さんは、工務店とお客様との接点の持ち方の問題点を挙げてくれました。
実際に新住協の仲間の工務店さんで家を建てたS氏の語録を紹介し、今後の工務店の在り方を探る勉強をしました。
S氏語録
1.断熱は、10冊の本を読めば真偽の程がわかる
2.一切任せるなら、ハウスメーカー、思いがあるなら工務店
3.工務店は敷居が高い、だから住宅展示場に行く
①なぜ住宅展示場へ行くか?
②工務店へ、どこから入るか?入るところがない・・・
③だからホームページから入る
大手に比べ、工務店の様に小さい会社は伝え方が下手である事を問題視しています。
そういった意味に於いても、ホームページの大切さを改めて提唱してくれました。
いい家を造っているのに、消費者に伝わらない。
私達小さな会社の最大の課題です。