2月17、18日に東京出張に行った際、空いた時間で東京めぐりをしてきました。
今回一番見たかったのが、明治通りにある堀田英二氏設計のビラ・ビアンカというマンションです。
この建物は、デザイナーズマンションの先駆けといえる物件で、鉄筋コンクリート構造剥き出しになっているデザインは、完成した1964年ころは相当インパクトがあったと思われます。
異形の箱が、無造作に積まれている形は、いくら見ても飽きませんね。
1964年と言えば、東京オリンピックが開催された年です。
日本がこれから大きくなる時にこのようなマンションが建ったことは、建築界にとって大きな意味があったと思います。
50年以上経った今日でも、全然色褪せないデザインですね。
むしろ、私達が学ぶべきものが多々あります。
明治通りを表参道方向に歩いて行くと、チョット変わった建物が・・・
恐らく個人住宅だと思いますが、太陽の光を取り組もうする姿が見える建物です。
その奥には、アールの形状が面白い店舗のような建物が。
ついついその形に魅了されて、一枚写真を撮ってきてしまいました。
そういえば、当日訪問したグリーンブリッジさんが借りている事務所は、黒川紀章氏が設計した建物だそうです。
この曲線はいかにも彼の作品らしいです。
国立新美術館に通じるものを感じます。
東京は何度来ても飽きませんね。