9月10日に愛知県常滑市にあるリクシルの便器生産工場の見学に行ってきました。
工場内部の写真は撮ることが出来なかったため、工場の外観を映してきました。
常滑は、タイルでとても有名な土地です。
というのも、原料となる土の質が焼き物に適しているからです。
便器も鋳物ですから、 この地方が選ばれたのもうなずけます。
しかし、最近の原料は世界各地から質のいいものを取り寄せているそうです。
最後に、リクシルの担当者と記念写真。
リクシルに合併される前に作ったINAXの看板の前で・・・
写真をよく見ると、INAXの文字は小さな便器からできています。
翌日、トヨタエコフルタウンに行ってきました。
4棟のスマートハウスの展示場があります。
トヨタホーム
リクシル
大和ハウス工業
ナイス
全てスマートハウスですので、HEMSを使ってソーラーの発電、蓄電、などを自動に制御するシステムを採用しているようでした。
但し、きちんと実際に作動しているところはなく、これからの未来型住宅の単なる展示場でした。
私は、これらのモデルハウスを、見学させてもらって、私たちが現在勉強している新木造住宅研究協議会の技術がいかに進んでいるかを、改めて認識致しました。
確かに、スマートハウスは将来必ずなるでしょう。
しかし、それは、建物の性能そのものをQ1.0(キューワン)住宅のようなレベルにあげてからの話です。
これらの展示場は、確かに創エネルギーもするでしょうが、エネルギーロスも多いのです。
家づくりの順番が違います。
まず、最初にもっと性能のいい住宅をつくり、それから設備を加えていくべきです。
設備ありきではありません。
今回の研修は、色んな意味でいい勉強にはなりました。