新住協研修会参加

8月22日仙台に新木造住宅技術研究協議会の研修会に参加して来ました。

理事長の鎌田紀彦室蘭工業大学名誉教授が今年7月23日に

「本音のエコハウス」

を出版されたのを記念して三回の研修会を開くことになり、その第一回目が昨日開催されました。

今は、もう当然のように言われている

「高断熱高気密」という単語は、この先生が初めて言った言葉です。

その高断熱高気密住宅は、どんどん進化し、今は

Q1.0(キューワン)住宅

という形になりました。

Q1.0住宅とは簡単にいうと、国で決めた暖房エネルギーの半分以下で済む断熱性能を持つ住宅の事をいいます。

その性能は、レベル1~4に分かれていて、最も性能がいい建物は、国基準の10%くらいで済むことも可能です。

ここまでくると殆んど無暖房住宅と言えるレベルですよね。

技術は、ここまで進化しています。

これからの家づくりは、

Q1.0住宅

で建築することをお勧めしています。

 

 

新住協東北大会十和田に参加

6月26~27日新木造住宅技術研究協議会東北大会十和田に参加して来ました。

片道何と370km。もう東京まで着きそうな距離です。

途中十和田湖の周りを運転したのですが、とにかくデカい湖です。

この会の代表理事の鎌田紀彦室蘭工業大学名誉教授の基調講演から始まりました。

新しい本を出版することが決定。

(エクスナレッジ社出版)

「私が本を書くと、どうしても難しくなるんだよな」と仰っていましたが、確かにその通りで、技術を説明しようとするある程度は仕方がないのかも知れません。

私は、早速買います。

夜は、懇親会があり、次回の会場担当を決定します。

嫌な予感が・・・あっと言う間に山形会場に決まってしまいました。

来年は忙しくなりそうです。

白蟻被害が出る季節です。

5月は、毎年の事ですが、白蟻被害が表面化する季節です。

私たちが住んでいる地域に生息しているのは、ヤマトシロアリという種類です。

シロアリの集団が大きくなると、巣を分けるため、その一部が「羽アリ」となり飛び立ちます。

その時期が、この地域では、5月頃に当たり、ある日突然一斉に飛び立ちます。

家屋などに被害をもたらすのは、体の色が白い(乳白色)のいわゆる「幼虫」です。

羽アリとなったシロアリは、「女王」と「王」になるために飛び立ちます。

家の中で、シロアリ被害の多い場所は、主にタイル張りの浴槽です。

解体工事すると分かるのですが、殆んどの現場でシロアリ被害が確認できます。

この現場は、土台は、大きな被害を受け、柱にも蟻道があります。

他に多いのは、庭から侵入するケースです。

基礎の入隅に蟻道を作って昇っています。

実は、この廻りがこの家の庭になっており基礎の立ち上がりが余りなく、シロアリが侵入しやすい状況です。

シロアリ対策は、主に二つの方法があります。

①バリア工法(薬剤散布)

②ベイト工法(毒エサ)

日本ではベイト工法に比べ”バリア工法(薬剤散布)”が主流ですが、建物構造の変化や安全志向への意識変化などからベイト工法をシロアリ対策に取り入れる方も増えています。

この工法は、従来の床下への薬剤散布による工法とはまったく発想が違います。

まず、家の周りに“ベイトステーション”と呼ばれる筒状のケースを一定の間隔で埋め込みます。

その中にシロアリが好むセルロース(木材の成分)基材に薬剤を含有させたベイト剤(毒エサ)を設置。

このベイト剤を働きアリが巣に持ち帰りみんなで食べることで、巣が全滅します。

どちらの方法を選択するかは、その都度お客様と相談しながら決定していきます。

5月は、家の周りの点検をお願い致します。

 

 

 

基礎工事順調に進んでいます!

酒田市緑ヶ丘のテーマが

「シンプルな動線がつくる居心地の良いリビング空間」

の基礎工事が順調に進んでいます。

弊社では、基礎工事の途中でお客様より配筋の状況を確認して頂きます。

と言うのも、コンクリートをすると鉄筋の施工状況が見えなくなりますので、この段階でのチェックがとても重要になってきます。

基礎工事が終わるといよいよ建て方です。

建物の外観が見えてきます。

ワクワクしますね。

オーナー邸訪問は、参考になります!

2月25日(日)に、オーナー邸訪問を開催致しました。

場所は、鶴岡市桜新町でテーマが

「借景を見ながら四季を感じる家」

です。(建物の説明は、施工事例を参照願います。)

オーナー邸訪問とは、弊社で建てて頂いたお客様の住んでいる家に実際に訪ね、オーナー様から、家づくりの経験談やポイントを聞いて、今後の住まいづくりの参考にして頂こうという企画です。

この度は、二組の家族が参加してくれました。

まずは、この家の外観や環境などを見て頂き、オーナー様が何故この土地を選択したのかを説明しました。

中に入ってからは、オーナー様から直接家の説明をして頂きました。

オーナー様の説明は、とても説得力があり、私たちの今後の家づくりにもとても参考になります。

二組の家族からも、色々な質問が出てきて、熱心さが伝わってきました。

あっと言う間に時間が過ぎ、予定時間を大幅にオーバー。

それでも、オーナー様は心良く対応してくれました。

本当にありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

高断熱住宅のポイントは、“自然温度差”

チョット聞きなれない言葉です。

“自然温度差”

実は、これが高断熱住宅ではとても重要なのです。

自然温度差とは、

冬暖房しないで、外気温度と室内温度が何度の差になるか

を示したものです。

例えば、自然温度差5℃とは、外気温が0℃の時、暖房しない室内温度が5℃に保つ事を意味します。

ということは、自然温度差が大きければ何もしなくても室内温度は高く保たれます。
自然温度差が5℃の場合20℃にしようとすると、15℃分暖房しなければなりませんが、自然温度差が10℃であれば10℃分だけの暖房で済みます。

自然温度差が大きい住宅は、機械的に暖房する量が少なくなるので省エネルギー住宅と言えます。

それでは、自然温度差の大きい住宅を造るためにはどうしたらいいのでしょうか?

1、熱損失係数を小さくする(建物の断熱性能を上げる)

①床、壁、屋根の断熱材を厚くする

②窓から熱を逃がさない高性能なサッシにする

③熱交換換気扇を採用する

2、日射取得熱を大きくする

これは上記②に大きく関わることですが、

“熱を取得しながらも熱を逃がさないガラス”

の採用です。

このようなサッシを南側に採用し、しかもその窓を大きくし、冬の日射を積極的に取り入れる事が重要です。

冬の日射そのものが、暖房なのです。

※間違っても南側に遮熱タイプの窓を採用しないように注意しましょう。熱損失を少なくするために遮熱タイプのガラス採用すると、暖房エネルギーは増えます。

夜この窓からの熱が逃げないようにするため、断熱戸(ハニカムサーモスクリーン等)を採用することも大切です。

自然温度差が大きい住宅を造るためには、このようにいくつかの工夫が必要です。

弊社が提供するQ1.0住宅の自然温度差は、

概ね7~8℃位

です。

庄内地方での国の基準の住宅では、4℃前後になります。(外皮平均熱貫流率UH値=0.75)

自然温度差が、10℃位になるのは理想ですが、かなり高性能な高断熱住宅と言えます。

 

 

ついに出たマンガ「高断熱住宅新築編」

ついに発行されました。

新木造住宅技術研究協議会発行のマンガの冊子です。

高断熱住宅というと何となくのイメージは湧きますが、理解するのは難しいと思います。

それをマンガにすることによって随分分かり易くなっています。

「このマンガは、平成26年東京秋津に建てられた実際の住宅をモデルにしています。

光熱費や性能計算などは実在するものです。」

という紹介から始まっていきます。

数値的なところは、各地域で違いますのでそこはチョット注意が必要ですが、どうしてこれからの住宅は、高断熱にする必要があるのか分かって頂けると思います。

弊社では、希望される方には無料で提供致します。

特に資料請求された方全員に送らせて頂きます。

12月16日、17日の完成内覧会の会場にも準備しておりますので、気軽にお持ち帰りください。

テーマは、

「家族の大きな夢が実る家-家族を照らす高窓のあるリビング-」

です。

お施主様のこだわりの色選択があちこちに!

とても楽しくなる住宅です。

会場でお待ちしております。!!!

 

付加断熱工事してます!

酒田市坂野辺新田のテーマが

「開放感のあるLDKで、のびやかに暮らす家」

ー見せる収納で保つ美しさー

(2階の正面にこれから付加断熱をしていきます。)

で、付加断熱工事をしています。

付加断熱工事とは、断熱性能を高くするために、建物の外周部に断熱材グラスウール105㎜を詰めることです。

まるで羽毛布団に包まれているような感じになります。

当然建物の内側にもグラスウールを詰めますので、上の写真のようにサンドイッチになり全体で210㎜の厚みになります。

断熱材は、厚みに比例して性能が高くなりますので、とても有効です。

お隣に住むオーナーさんのお父さんが、

「こんなに厚い断熱材だったら暖かいだろうな。

我が家は、隙間風でピューピューだ!」

実家が直ぐ近くにある家は、比較対象できるので建物性能の良さがとても分かり易くなります。

住んでからのお楽しみですね。

Q1.0住宅の凄さを実感してます!

2015年3月に完成した

シンプルさを追求したインナーガレージのある家

は、オーナー様のご要望もあり弊社で初めてエアコン暖房を導入した住宅でした。

(壁掛けエアコンを設置)

この住宅は、冷暖房面積が約38.6坪の広さで新住協のQPEXソフトで計算すると、

年間暖房用電気消費量≒1,128[kWh]

1,128×27円/kw=30,456円

(COP=3、電気単価は、平均値で税抜)

の予測です。

ここのオーナー様からも光熱費の電気代を出して頂いて弊社で暖房費を算出してみました。

2016年11月   1,003円

2016年12月   4,242円

2017年1月    9,790円

2017年2月    6,451円

2017年3月    5,070円

2017年4月    1,632円

合計       28,187円(税抜)

こちらもほぼ予定の暖房費で済んでいます。

冷房費は、

年間冷房用電気消費量≒387[kWh]

387×27円/kw=10,449円

(COP=3、電気単価は、平均値で税抜)

の予測です。

2017年7月    5,521円

2017年8月    5,866円

2017年9月    1,429円

合計       12,817円(税抜)

この結果をみるとやはり2階リビングで日射を受け易いので少し冷房代が掛かっているようです。

2階の大きな窓には、外付けブラインドが有効だと思われますね。

オーナー様の感想は、

「Q1.0住宅は、とても快適で、光熱費が安くて済むのでとても助かります!

Q1.0住宅の凄さを実感してます。」

という有難い言葉を頂きました。

光熱費の実態調査をしています。

高断熱高気密住宅で一番気になるのが、実際の光熱費だと思います。

弊社は、一昨年から冷暖房設備をヒートポンプ式エアコンに切り替えてきました。

主な理由としては、

①建物自体がQ1.0住宅の超高性能の住宅になってきている。

②エアコンの性能が上がってきている。

③冷房設備と併用できるので設備費を抑えることが出来る。

最近のエアコンは、外気温が冷える寒冷地でも十分使えるものが増えてきました。

と同時に暖房能力(COP)が上がってきたのです。

COPとは、成績係数と呼ばれるもので、エアコンが作り出す熱・冷熱量の、消費する電力量に対する割合を示しています。

COP=3.0のエアコンとは、消費する電力量の3倍の熱・冷熱量を作り出すものを意味します。

従って、COPの値が高い程、省エネのエアコンということができます。      

カタログ上は、暖房能力(COP)≒4.8などと書かれていますが、現実的には、COP≒3くらいで計算するのが今のところ現実的なようです。

テーマが

穏やかに時間が流れるシンプルシックの家

は冷暖房面積が約45坪の広さで新住協のQPEXソフトで計算すると、

年間暖房用電気消費量≒1,108[kWh]

1,108×27円/kw=29,916円

(電気単価は、平均値で税抜)

の予測でした。

そこでお客様のご協力を得て1年間の電気代を出して頂き、弊社で暖房代を算出しました。

2016年11月   3,144円

2016年12月   4,148円

2017年1月   10,404円

2017年2月    6,814円

2017年3月    4,195円

2017年4月    1,325円

合計       30,030円(税抜)

なな何と、ほぼほぼ予測通りの結果がでてきたのです。

(天井埋め込み式のエアコンですっきり見えます。計算上は、このエアコン1台で全館暖房が可能です。)

現在、他の光熱費も含めて色々検証している最中です。

11月18日(土)の現場見学会のセミナーでこの辺りのことを詳しく解説していきたいと思います。

これからも多くの方にご協力頂いて、その結果をお知らせしていきたいと思います。

データ収集がとても楽しみになってきました。