酒田市亀ヶ崎で着工している
『光を浴びながら 風の流れを感じる家』
の住宅は、順調に工事が進んでいます。
配筋検査の様子。
コンクリート検査の様子。
弊社では、一般的な住宅会社では、余り行っていないコンクリート品質管理検査を実施しています。
それは、基礎はなんといっても、建物を支える最も重要な部分だからです。
左官屋さん任せにしないで、 『私たちがきちんと現場管理して行く』という姿勢の現れです。
通常検査項目は、
スランプ・・・固まらないコンクリートの軟らかさの程度を表す値(18cm以下の範囲で適正)
空気量・・・コンクリートの流動性と圧縮強度を検査します。(空気量が多いほど圧縮強度が下ります。)(4.5±1.5%が適正)
圧縮強度・・・既定の圧縮強度があるか、つぶし試験を行います。(和島の正面向かって左側にある6個のピースが検査用のコンクリートです。)
塩化物量・・・塩化物イオンの濃度が高いほど、鉄筋コンクリート中の鉄筋が錆びやすくなります。(0.3kg/㎥以下が適正)
なかなか、一般の方には分かりずらい検査ではありますが、私たちは、一棟一棟確実に仕事をしていくためには、必要だと思っています。
こういう地道なことが大切だと考えています。
もちろん、検査結果は、後日、お施主様にそのまま提出いたします。
現場は、基礎の立ち上がりのコンクリート打ちの工事が終わりました。
これで、暫くの間養生です。
出来上がりが楽しみですね。
by kakizaki
2013年05月13日更新