11月に入り、急に寒くなりました。
皆さんの家では、暖房を入れていますか?
ところで、暖房は一体いつ頃開始するでしょう。
理科年表によれば、人はだいたい日平均外気温が10℃以下になると暖房をONし、春になって10℃を越えると暖房OFFにするそうです。
上の数字は、2001年の気象データで、それぞれの都市で日平均外気温が10℃以下の日の合計です。
つまり、一般の方が暖房が必要をする日にち、暖房日数です。
ここ酒田では、約5ケ月、新庄では、約6ケ月、即ち年間の約半分は暖房していることになります。
北国では、これだけ長い間、暖房をしなければいけませんから、住宅は絶対に高断熱にする必要があります。
新築する際は、特にこの辺は、チェックポイントです。
下のグラフからも、冷房に比べ、暖房に多くの燃料を使っているのが分かります。
一般の住宅で、消費されるエネルギーの三大要素
①暖房
②給湯
③照明
これらのエネルギーをいかに減らしていくか。
大きな課題です。
あれだけ騒いだ、夏場の電力ピーク(冷房対策)は一過性の問題なのです。
むしろ、エネルギー全体としては、暖房対策が重要です。
by kakizaki
2012年11月05日更新