酒田市では、木造住宅の耐震改修工事に補助金を支給する制度があります。
下の記事は、酒田市で出している9.18発行の広報での紹介です。
広報の内容
①木造住宅耐震改修支援
対象 対象住宅の所有者及び居住者で市税などの滞納のない方
対象建築物 平成12年5月31日以前に着工された在来の木造軸組工法などの住宅で2階建て以下、一戸建ての住宅(店 舗兼住宅は、店舗などの用途に供する部分の床面積が延床の2分の1未満のものに限る)など他にも要件あり
補助金額 耐震改修工事費用が80万円以上で工事費用の2分の1以上で限度額は120万円
②木造住宅の耐震診断
対象区域 市内全域
対象 市内に住宅を所有している方で市税などの滞納のない方
対象建築物 平成12年5月31日以前に着工された在来の木造軸組工法による一戸建ても住宅で、階数が2以下で床面積が500㎡以下のもの
実施戸数 30戸
費用 一棟当たり6万円で、本人負担は6千円
実は、木造住宅の耐震診断は、酒田市から酒田の建築士会に依頼し数年前から実施していました。
しかし、折角耐震診断しても、現実改修しなければ余り意味を成しません。
そこで、改修工事を促す目的で、補助金制度がスタートしました。
ところが、余り利用されていないのが実態のようです。
建築士会の耐震診断の会議でもこのことが話題になりました。
そこで、標準的に一カ所の補強工事でいくらかかるんだ?
とか、耐震の程度を低くして全体の負担を少なくしたらどうか?
いろいろな意見が出てきました。
これからストック社会に向けて避けては通れない耐震改修と断熱改修。
いよいよ、酒田市も本腰をいれてきたようです。
by kakizaki
2012年09月24日更新