金融機関から住宅ローンを借りようとすると、必ず住宅ローン保証料を請求されます。
この住宅ローン保証料って一体何?
実は、金融機関から住宅ローンを借りるときは、金額が大きいので、金融機関は、保証人を要求します。
通常、保証人になってくれる人がいませんので、保証会社が保証人代わりになってくれます。
その代金が住宅ローン保証料です。
万が一住宅ローンを借りている人が、返済できなくなった時に保証会社が弁済します。
しかし、この時、気をつけてもらいたいのは、住宅ローンを借りている人のローンを支払う義務はそのまま保証会社に移るだけで、返済しなくてもいいというわけではありまん。
ようするに、住宅ローンを貸し付けている金融機関を守るためのようなものです。
ローン保証料は、一括払いで35年で1000万円あたり20万円です。
もし返済できなくなると、裁判所で競売にかけれます。
競売金額で残債を全額返済できればいいのですが、できない場合は、借金だけが残ります。
仮に残債1500万円で競売で1000万円になると、その残債500万円だけが残ることになります。
すなわち、住むところなくなり、新しいアパート代を払いながらこの500万円も返済しなければならないという最悪の状態になります。
どんなことがあっても、借りたお金は返さなくてはいけないのです。
そこは、良く見極めて借入しなければなりません。
by kakizaki
2012年05月21日更新