スタッフ柿崎社長ブログ

冬の暖房対策と夏の冷房対策、どっちがやり易い?

冬の暖房対策と夏の冷房対策、どっちがやり易い?

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答えは、夏です。

実は、夏対策は、後付けでも出来るのです。

8月3日の私のブログでも説明した日射遮蔽対策も、建築後に施工しようと思えば可能です。

むしろ、夏の対策を頑張りすぎて冬の日射取得が出来なくなるのは、建物エネルギーとしては、逆効果になります。

そうは言っても、夏の西日はキツイ!

しかし、東と西の日射量は同じ。

何故、東より西からの日射が暑いと感じるのでしょうか?

それは、東は、夜が明けたばかりの涼しい空間の日射なのに比べ、西は日中熱くなった空間からの日射で暑さが増幅されるからです。

そして西日は、ほとんど真横から侵入してきますので、庇などは、まったく効果がありません。

後付けの外付けブラインドの施工例(ヴァレーマ社)

上記のような外付けブラインドであれば、効果は結構ありますが、価格が少々高いのが難点。

最近は、建築的には西側の窓を小さくする傾向があります。

場合によっては、窓を設けない設計もしています。

(西側に窓を設けないデザイン)

換気は、24時間の機械換気なので建築的には問題はありません。

西日対策も兼ねて、スッキリしたデザインに仕上がっています。

 

2021年08月17日更新