以前にも、エコキュートの騒音問題をブログで取り上げたことがありましたが、ついに訴訟問題までなる事態までなっています。
日経ホームビルダーの9月号にその内容が掲載されています。
↓クリックすると拡大し、記事内容が読めます。
何故このようなことが起きるかというと、エコキュートは、深夜電力を利用しますので、稼働するのは、皆さんが寝静まった頃です。
シーンとした、静かな町に、エアコンの屋外器のあの『グーーーーーーーーーン』という音が、朝まで振動を伴いながら運転します。
日中皆さんが起きている時間であれば、さして問題にならないのかもしれませんが、深夜は、とても気になります。
まして、あの音は、低周波です。
非常に、騒音対策を立てにくい音です。
メーカー側も、騒音対策ガイドブックを作成し、対処しているそうですが、その通り施工しているかと言うと、疑問が残ります。
事実、弊社のお客様の隣地に、エコキュートを設置する場所が、寝室近くでしたので、移動をお願いをしたという経緯がありました。
幸いこのケースは、後から建てた隣地の住宅がエコキュートの設備をするので、移動をお願いできましたが、逆の場合は、厄介なことになりかねません。
『後から建てておいてうるさいとは、何事だ』と・・・
こうなってくると、最悪です。
お隣同志が、ボイラー一つのことでいがみ合わなければなりません。
本当は、お隣とは、一番仲良くしていかなければならないのに・・・
『こんな土地に住むのは、もうイヤ!』
なんて、ならなければいいのですが・・・
私は、このような危険をはらんでいる設備機器は、設置しない方が良いと思っています。
大切なことはなんでしょう?
省エネより人間関係ではないでしょうか。
by kakizaki
2011年11月12日更新