9月9~10日にかけ、名古屋で新木造住宅技術研究協議会の総会があり参加してきました。
この日は、丁度台風18号が近畿地方に接近しており台風に向かって東北から進んで行く状況でした。
幸い私は、東京まで飛行機を利用し、そこから新幹線でしたので、多少の遅れはありましたが,無事に名古屋駅に到着しました。
しかし、名古屋着の航空便は、9日の午前中は軒並みキャンセルになり、総会に参加できない方もいたようです。
本当にラッキーでした。
名古屋駅前の風景
会場の名古屋国際センター
新住協は、NPO法人から一般社団法人に今年変わったので、今回が第一回目の総会になります。
新しい活動の基本が提示されました。
①Q1.0住宅を中心を中核とするオープンな技術開発と普及
②Q1.0住宅の普及啓蒙~会員各社への営業支援
ということです。
そして、高断熱住宅が義務化になる2020年にはわれわれ会員は、新住協が推奨しているQ1.0(キューワン)住宅が標準になるように努力して行こうということになりました。
Q1.0住宅とは、
「国で定める省エネルギー基準住宅の半分以下で快適な暮らし」
が出来る住宅です。
全棟Q1.0住宅か・・・
結構ハードルが高いな・・・
Q1.0住宅にする技術はあるが、それを普及させるにはどのようにしたらいいか?
しかし、私が独立する15年前も、同じような事に悩んでいました。
その当時は、高断熱住宅が珍しい時代なので、全棟高断熱住宅なんてできるだろうか?と。
しかし、お陰様で弊社では、お客様に一生懸命説明をし、一棟目から全ての新築住宅を高断熱住宅にすることができました。
そう思うと、今から5年後に全棟Q1.0住宅にする事も、無理ではないのかもしれません。
消費税も上がる時代ですが、どのようにしたら、全棟Q1.0住宅に出来るのか・・・
私に、また新たな難問が課されました。