スタッフ柿崎社長ブログ

2014年2月

村上編集長頑張ってます!

皆さんの所に、社内情報誌

「コスモホーム通信」が届いていると思います。

その発行の責任者が、村上編集長です。

実は、この情報誌を発行するに際して、一年間東京のツタエルという会社の編集長サミットに行って勉強してきてもらいました。

それも、漸く、今月で、卒業し、終了証書を頂いてきました。

一番右は、講師の白田さんです。

その講師の白田さんが、村上の頑張りをメールマガジンで送っくれました。

折角の機会ですので、みなさんにも紹介したいと思います。

そのまま掲載致します。

ちなみに、Cホームは、コスモホームで、Mさんは、村上のことです。

『編集長サミットでは、
 情報誌を作成するコツをお伝えするセミナーと共に、
 自社で作成した情報誌を持ち寄って
 ディスカッションする時間があります。

 そのディスカッションで出た意見や、
 講師のアドバイスを会社に持ち帰り、
 自らがファシリテーターとなって
 社内で情報誌の「編集会議」を行います。

 山形の庄内地方から参加された
 CホームのMさんは、
 編集長サミット参加当初は
 入社一年足らずの社員さんでした。

 始めの頃、Mさんはなかなか、
 社長や先輩社員の皆さんに
 「情報誌の内容を、こんな風にしてください」
 と強く言うことができませんでした。

 “社長”というイキモノは、
 概して、自分の意見に絶対の自信を持っているものです。

 「自分の書いた記事は、素晴らしいに決まっている!」
 と、固く信じて疑いません。

 その確固たる自信をもつ社長に

 「シャチョー、あなたの記事は面白くありません。
 そんなんじゃ、お客さまから支持されませんよ。」

 なんて、Mさんでなくともなかなか言えません。
 (私も岡田には、なかなか言えません)

 仮に勇気を出して社長に進言してみても

 「言うとおりにしたら、売上が上がるんだな?
 必ず結果を出せるんだな?」

 なんて、正論で詰め寄られると、
 思わずタジタジしちゃいますよね。
 (正論だけに、それ以上、何も言えなくなります)

 「おっしゃることはごもっとも!
 でもそれでも、シャチョー、あなた間違っています」

 な~んて、役員クラスの方でも、
 そうそう言えるもんじゃありません。

 それを新入社員さんが言わなきゃならないんだから、
 心臓バクバク、できれば言わずにやり過ごしたい、
 と思うのが当然です。

 Mさんもはじめの頃は、
 添削の赤字が入った情報誌を
 「しらたさんの赤字があれば、何とか社長に言える」
 と“黄門さまの印籠”のように頼りにされていました。

 「ウチのMがこんなこと言ってるんだけど?」
 (はい、私が「そう言え」って指導しました)
 と、社長から直々にお電話を頂くこともありました。

 そんなMさんに変化が見え始めたのは、
 編集長サミットの卒業課題である
 「イベントの企画」に取り組みはじめた頃でした。

 編集長サミットは、
 毎月、情報誌を出しておしまいではなく、
 「自分でイベントを企画し、実行する」
 という大きな課題が最後に待ち受けています。

 ただ情報誌を送っているだけでは、
 集客に結びつかないからです。

 Mさんは編集長サミット参加初日、
 カリキュラムの「イベント開催」の文字を見て、
 「絶対ムリだ、卒業できない……」
 と思ったそうです。

 しかし、イベントの企画をあれこれ
 考えているうちに、Mさんは
 今までCホームさんでやったことのない、
 いわゆる「OB感謝祭」をやろうと思い立ちました。

 子育て世代の方をターゲットにした
 「感謝祭フリーマーケット」を企画したのです。

 実はMさん、フリーマーケットは
 主催どころか、参加するのも初めての経験。

 でも、彼女なりに一生懸命、
 Cホームさんのターゲットである、子育て世代の方に、
 「どうしたらお役立ちできるか?」を考え、
 お子さんのいらなくなった洋服やおもちゃを出してもらう
 「フリーマーケット」に行きついたのです。

 「フリーマーケット」だけでも大変なのに、
 そのほかにも、
 お餅つき、輪投げ、スライム作り、
 社長の似顔絵コンテストなど
 盛りだくさんの内容でした。

 これらの準備・段取りを、Mさんは
 率先してリーダーシップをとって行いました。

 なんせ初めてのことなので、
 何を用意して、どんな風に準備を進めたらいいか、
 さっぱり検討がつきません。

 当日までの準備の計画を練り、
 当日のスケジュール表を作り、
 社内で何度も打合せを重ねました。

 機材をレンタルできるところを探し、
 アスクルで備品を探して調達し、
 業者さんとの打合せも彼女が行いました。

 インフルエンザが流行っていたこともあり、
 会場に消毒用のアルコールを用意して、
 食べ物を扱うスタッフはビニール手袋をすることも
 彼女が思いつきました。

 女性ならではの気遣いで
 細かいところまで気を回して
 イベントを成功させたのです。

 準備の途中で
 「そこまでやる必要があるの?」
 と、社長に水を差されたこともありました。

 お客さまのためを考え、あれこれ頑張っているのに、
 社長から水を差すようなことを言われて、
 一瞬、モチベーションが下がったそうです。

 でも、彼女はめげることなく、
 「やるからには成功させたい!」
 という思いを貫き、最後まで頑張りました。

 結果、一日で50組113名のお客さまが
 来場されました。

 「庄内の女は粘り強いんだよ」
 と、社長はちょっと誇らしげに
 私に話して下さいました。

 「せっかく頑張ってくれていたのに、
 水を差すようなことを言って申し訳なかった」
 ともおっしゃっていました。

 Mさん自身の感想は、

 「情報誌を発行する目的について考え直すことになり、
 それを社内で伝えることで、この一年
 継続して情報誌を発行することができました。

 イベントで初めてお会いしたOBのお客さまに声をかけられ、
 “読者の生の声”は想いもよらぬ感想でしたが、
 かなり嬉しかったです。一方通行じゃなくなった感じがしました。

 これからもそんなお客さまとの関わりを増やしていきたいです」

 とのこと。

 「言わなきゃならないことは、勇気を出して
 ちゃんと言えるようになりました」

 とも言っていました。

 Mさん、本当によく頑張られましたね。
 これからも応援しています!

 編集長サミット修了式の日、
 Mさんはじめ、参加者の皆さんそれぞれ、
 一年間やりきったという自信に満ちた表情で
 卒業されていきました。

 講師の私自身「一年間、生徒さんに責任を持つ」
 というのは、とても重いことです。

 メチャクチャ忙しいときに、
 添削やら何やら重なったりすると、
 正直「しんどいな……」と思うこともあるのですが、
 それでも、修了式の皆さんの笑顔を拝見すると、
 「やってよかったなぁ」としみじみ思うのです。

 これだから、編集長サミットはやめられません。

 次回3/4(火)より、東京で
 新しい編集長サミットのクラスが始まります。

 研修の内容上、少人数制で6社限定のクラスなので、
 出会える方の人数は限られますが、
 今度はどんな皆さんが集まるのか、
 今からワクワクしています。

 それではみなさま、よい週末を!
 Au revoir!』

本当に、フリーマーケット頑張ってくれました。

そして、村上に心無いことを言って反省しています。

これからも、皆さんに愛される、情報誌になるように継続していきます。

反省、反省。

by kakizaki

2014年02月15日更新