3月11(土)、12日(日)
鶴岡市みどり町の現場で、完成内覧会を開催致しました。
今回は、未だコロナ禍という事もあり、予約制で開催致しました。
来場された方は、外壁に使われている杉材に興味津々。
この辺りでは見る事がないデザインなのでひときわ目立ちます。
開催二日間は、結構天気が良くて、室内に十分陽ざしが入ってきたので暖房は必要ありませんでした。
さすが、Q1.0住宅レベル3です。
ご来場された方、本当にありがとうございました。
3月11(土)、12日(日)
鶴岡市みどり町の現場で、完成内覧会を開催致しました。
今回は、未だコロナ禍という事もあり、予約制で開催致しました。
来場された方は、外壁に使われている杉材に興味津々。
この辺りでは見る事がないデザインなのでひときわ目立ちます。
開催二日間は、結構天気が良くて、室内に十分陽ざしが入ってきたので暖房は必要ありませんでした。
さすが、Q1.0住宅レベル3です。
ご来場された方、本当にありがとうございました。
3月11(土)、12日(日)
鶴岡市みどり町の現場で、いよいよ完成見学会を開催致します。
弊社は、創業以来、設計・施工を一緒に受注して工事を請け負ってまいりました。
しかし、この度、秋田県能代市の設計事務所西方設計さんとご縁があって、鶴岡でコラボレーションすることになりました。
今回のオーナー様は、設計者の御親戚で、家を建てる時は、この事務所の設計と決めていました。
設計者は決まっても、施工者が決まりません。そこで、西方設計と同じ新木造住宅技術研究協議会(通称:新住協)のメンバーの弊社に声がかかったという訳です。
西方設計の代表である西方里見氏は、高断熱住宅を勉強する仲間の間ではとても有名な方で、全国の至る所で設計されています。また建築の専門雑誌にも時々登場し、最新の高断熱住宅の技法を広めることに大いに貢献されています。
今回の住宅の基本設計は、オーナー様自身がやり、実施設計を西方設計でするという、チョット特殊なパターンです。
というのも、オーナー様は、以前建築の勉強をしていたこともあり、自宅は自分で設計したいという強い想いがありました。
今回の建物の特徴は、何と言っても性能の高さです。
U値=0.24[w/㎡K]、C値=0.3㎠/㎡
暖房用電気消費量=1493[kWh]『年間暖房費約55,000円(1kw=37円換算)』
この高い性能を実現しているのは、大きな南の窓から注ぐ太陽のエネルギーを最大限活用しているからです。
その特徴は、リビングの吹き抜けや外観デザインに現れています。
そしてもう一つの特徴が外壁素材です。外壁材には、秋田杉を縦に全面に張り、板と板の間は約15mmの隙間を開けています。
この隙間の目的は・・・?
続きは、現物を見ながら説明致します。
オーナー様のご協力のもと、3月11日(土)、12日(日)いよいよ完成内覧会を開催することになりました。
当日は、予約制になっていますので、事前にホームページか電話で連絡頂きたいと思います。
とてもワクワクして来ました!!!
1月19日山形新聞朝刊の記事です。
「電気料金激増、がくぜん」
「県内、オール電化住宅は2倍も」
記事によると、米沢市の音楽療法士平間文恵さんの電気代請求額は、昨年の約2倍の
2022年12月分 10万1822円(使用量3182キロワット/h)
でした。ちなみに昨年は
2021年12月分 5万7497円(使用量3071キロワット/h)
でした。
東北電力の電力単価は昨年と変わっていません。にもかかわらず、家庭の負担が増えた最大の要因はなにか。
燃料費の変動を料金に反映する「燃料費調整額」の上限が昨年12月請求分から、自由料金で撤廃されたためです。自由料金とは、電力会社が提案するプランで、オール電化住宅の多くが加入しています。1月の燃料調整額は前年同月比で1キロワット/h当たり12.59円増額しました。
平間さんが採用している暖房は、夜間に蓄熱し、日中放熱する蓄熱暖房器です。
この暖房器は、東日本大震災が起こる前、即ち、原発事故が発生する前に、電力会社が物凄い宣伝をして、広めた暖房方法です。
蓄熱暖房器は、夜間の安い電気料金で暖房器(レンガ)に熱を蓄熱し、日中その熱を暖房として使用するという仕組みです。
何故、夜間の電力が安いかというと、原子力発電は一度運転を始めると、一定の安定した運転をしなければいけません。需要に応じて電力量を調整する事ができない構造になっています。
そこで、夜間余っている電力を利用しようという発想からこの蓄熱暖房器が考えられました。
しかし、新木造住宅技術研究協議会の鎌田紀彦名誉教授は、その当時からこのシステムには警鐘を鳴らしていました。
電力量は、通常の住宅の2~3倍も使用しているのに、電気代が安くなるなんて、数字上のマジックだよ、と。
私も、その当時、蓄熱暖房器や電気温水器を使用するオール電化住宅についてブログを書いていましたので紹介します。
2007年10月16日のブログ「オール電化って本当に省エネ?」
2007年10月18日のブログ「オール電化誤解1『光熱費が安くなるから環境にいの?』」
2007年10月19日のブログ「オール電化誤解2『夜の電気は余って捨てられている?』」
2007年10月22日のブログ「住宅取材記者もなんだか腑に落ちないオール電化」
2008年03月06日のブログ「もし、オール電化にするなら・・・」
2008年03月10日のブログ「オール電化誤解3『オール電化だから環境にいいの?』」
原子力発電が使えなくなり、火力発電がメインになっている今は、深夜電気も以前のように安くありません。そんな時に起こった今回のエネルギー価格高騰は、消費電力の多い従来型のオール電化住宅を直撃しています。
今回の記事は、本当の意味での省エネルギー住宅、低炭素住宅、そしていずれは、カーボンニュートラル住宅を目指していかなければならないという警鐘のように思えます。
ちなみに、平間さんは、この請求書を見たその日に、急いで蓄熱暖房器の電源を落としたそうです。今は、ヒートポンプ式エアコンを室温23℃に設定して寒さをしのでいるそうです。
今回は、遊佐町の大改装ビフォーアフターの3です。
このような大きな住宅で相談されるのが、田の字型の和室の利用の仕方です。
多くの場合、その家の神仏のある部屋を中心に田の字に建具で仕切られています。
冠婚葬祭を自宅でやっていた頃は、この間取りはとても重宝されました。
行事の際は、建具全部を外すと大空間が出来、そこで、親戚縁者が集まり、宴会等を催していました。
しかし、今時は、大きな行事は外部の式場で行く事が一般的になり、田の字型の部屋が一年中使われなくなってきているのです。
そこで、今の生活に合わせた改装を依頼されるのです。
ビフォー
仕切りは全て襖です。
立派な床の間があり天袋が見えます。
床畳が敷いてあり、掛け軸が掛けてあります。
このような和室は、とても趣があるのですが納戸のように物置状態になっているケースが多々見受けられます。
一部は寝室として使っていました。
ここは、思い切って、若い人向けに割り切って個室に改装することにしました。
アフター
一部屋は若夫婦の寝室です。
床の間は、物入に改装。
縁側にあった大きな掃き出し窓を腰高窓に替え、物置も併設。
もう一部屋は、御主人の書斎。
この個室に籠って映画を楽しむ予定です。
和風のデザインが無くなることに、少し残念に思う方もいるかも知れませんが、私たちは、使われない部屋を使い易い部屋に替えていくことも大切だと思っています。
新年明けましておめでとうございます。
2023年もいよいよスタート、コスモホームは、今日が仕事始め。
皆様、改めまして今年も宜しくお願い致します。
まずは、最初にすることは、年賀状読みですね。
今年も多くのオーナー様から届いていました。
毎年年賀状を読みながら思う事は、オーナー様の子供たちの成長の早さです。
家を建てたころは、まだ赤ちゃんだったのに、もうこんなに成長。
写真を見て驚くばかりです。
自分もそれだけ成長した(年食った)という事!
昨年は、激動の一年でしたが、さて今年はどんな年になるのか?
頭も体も柔軟性を持って、いい年にしていきたいと思います!!!
西方設計さん設計の鶴岡市みどり町の現場の木工事も、いよいよ終わりに近づいきて来ました。
玄関を開けると、スケルトン階段が目に入ってきます。
階段から向かって左側がリビングになり、この住宅の最大の特徴である南側の大きなガラスが見えてきます。
この大きなFIX窓を中心に幅二間の窓になり、一階と二階の上下にそれぞれあります。
これらの窓は、吹き抜けで繋がっており、太陽の陽ざしをこの家全体に広げていきます。
一階リビングの天井には、純白美人という秋田杉を貼っていますが、これがなかなか綺麗です。まさに秋田美人です!
キッチンは、対面式で、キッチンの脇にダイニングテーブルを置きます。
吹き抜けは、二階のファミリーコーナーへと繋がっています。
二階から吹き抜けを見下ろすとこんな感じになります。
木工事もいよいよ終盤。
仕上りが楽しみです。
遊佐町の大改装の現場が完成しました。
今回の改装のメインのキッチンとリビング周りを紹介したいと思います。
先ずは、キッチンのビフォー
キッチンの配置は、この地域では、普通のパターンでキッチンを壁に面し、ダイニングテーブルを部屋の中心に置いています。
キッチンは、西側に向いて、西と北に大きな窓があります。
オーナーさんによると、毎年夏になると西日が強いので、窓に簾をかけているという事でした。
キッチンとリビングは、繋がってなく、廊下を介して行き来します。
実は、冷蔵庫の壁の向こう側が、リビングになっています。
リビングのビフォー
南の庭側に大きな窓があり、採光を入れにるにはとてもいい配置のリビングです。
6人家族になるリビングとしては、チョット狭いので、少し拡張したいところです。
小物が置いてある家具の裏側がキッチンになっていて、左の廊下を介して繋がっています。
アフター
キッチンの配置を対面式にし、キッチンに立った時にリビングが見えるようにしました。
北側にあった大きな窓を樹脂窓に替え、柔らかい光を取り入れています。
西側の窓は、全面撤去。壁・天井が白くなり、部屋全体は十分明るくなっています。
(キッチン側からのリビング)
今回のリフォームで一番変えたかったのは、キッチンとリビングを直接行き来できる動線にしたかった事でした。
(リビング側からのキッチン)
リビングからは、自慢の庭が見えます。
キッチンとリビングの間には、2枚の仕切り戸を設置。全面透視ガラスにすることにより、閉めても繋がりが感じられるようにしてあります。
遊佐町で、リノベーション工事をしています。
50年以上前に建築された伝統的な日本家屋です。
今度息子夫婦と同居するために、全面的な改装することになりました。
この建物は、断熱材が一切使用されていません。
建物全体を断熱施工するという方法もありますが、施工費を計算すると余りにも費用が掛かるので現実的ではありません。
そこで各部屋毎に出来るだけ断熱性能を高めるように工夫していくことになりました。
【ビフォー】
2階の小屋裏部屋です。
この部屋には、孫のお嬢さんが住むことになりました。
このような場所は、暗くて、夏は特に暑くなるという特性があります。
【施工中】
屋根からの輻射熱を遮るために、ネオマフォーム100mmを勾配なりに全面に敷き詰めました。
壁には、高性能グラスウール16K100mmを採用。
【アフター】
登り梁をそのまま表しにし、照明は壁灯にしました。
部屋の色味は、オーナー様が選択されています。
若い女性が好みそうな雰囲気のある部屋に仕上がりました。