(アフター)
鶴岡の外装工事の現場はもうすぐ完成です。
(ビフォー)
屋根は、錆で赤茶けていましたが、緑のガルバリウム鋼板に葺き替えました。
実は、この色、我が家の屋根と同じ色です。
まだ足場があるのでスッキリしませんが、壁の色は白くとても清潔感がある建物に変身しました。
完成しましたら綺麗な姿を、お見せしたいと思います。
6月25日プランニングのプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションは、私たち設計者にとって一番緊張する場です。
概ねのデザインが、このプレゼンテーションの段階で決まっていきますので、家づくりにとって非常に重要な過程です。
ただ今回のお客様は、ある程度自分なりの構想がありましたので、その基本の考えに沿って弊社のアイディアを交えて出来上がっていきました。
実は、これは結構珍しいケースです。
このお客様は、家づくりの勉強大好きで、多くの知識を持っています。
ただ全体のまとめをどのようにやっていいかは、流石に難しいので弊社でやらせて頂きました。
「上手くまとまり、とてもワクワクしています!」
という言葉を頂きました。
私は、もっとワクワクしています!!!
6月18日22時22分頃、山形県沖を震源とするM6.8(暫定値)の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測しました。
私が住む酒田では、震度5弱でした。これは、東日本大震災以来の大きな地震です。
私は、二階で本を読んでいたのですが、もの凄い横揺れで、しばらく身動きが出来ないほどでした。
私が住む地域は特に地盤が悪く、冬除雪車が来ただけでも結構揺れます。
翌朝出社すると、小さな鉢植えが倒れ、西村の机の引き出しがご覧のように出ていました。
事務所自体は、それほど被害はありませんでしたが、その後オーナー様から連絡頂いたり、弊社から被害の状況の確認をさせて頂きました。
あるお客様のところに行きましたら、二階にあるタンスが倒れて、中にある着物が全部出ていました。
また、別のお客様は、棚にあるガラスや皿が割れとても危険状況の方もいらっしゃいました。
カトリック鶴岡教会のイエス像が落下して壊れたことが、24日の山形新聞に掲載されていました。
この像は、新潟地震の時も落下して修繕したそうです。
地震発生から一週間過ぎましたが、余震が時々来ています。
この地域が落ち着くまでにはもう少し時間がかかりそうですね。
実は、今年防災グッズを買っていました!
以前から揃えよう揃えようと思いつつ、なかなか実行していませんでしたがついに買いました。
今回使うことはなかったのですが、いざという時の為に防災グッズがあると少し安心できます。
まだの方は、是非揃えましょう!!!
6月15日(土)
酒田市若竹町のテーマが、
「小上がり畳のダイニングで居酒屋気分を味わう家」
の会場で、現場見学会を開催致しました。
今の現場の状況では、完成予想が想像できませんので、どのような家になるのか説明しています。
熱交換型換気扇を説明。
「自然の力を活かした家」にこだわる理由(ワケ)のセミナーを開催しました。
そのポイントは、この現場見学会の段階が一番良く分かります。
オーナー様も現場に来てくれました。
多くの方にご来場頂きまして、本当にありがとうございました。
完成が待ち遠しいですね。
6月15日(土)は、いよいよ
酒田市若竹町のテーマが、
「小上がり畳のダイニングで居酒屋気分を味わう家」
の現場見学会開催されます。
現場見学会は、完成される前の家の仕組みを見て頂くので、余り興味がない方がいます。
しかし、実は、この状態こそが良い家づくりをするために多くのポイントが隠されているのです。
※11時と15時にセミナーを開催します。
※断熱材の説明
仕上がってからでは決して見ることができない現場を確認して頂き、疑問に思うことは何でも当日質問して頂ければと思います。
申し込みは不要ですが、11時と15時にセミナーを開催しますので、その時間帯に合わせてご来場するのが一番宜しいと思います。
明日会場でお待ちしております!!!
6月3,4日新木造住宅技術研究協議会東北大会in山形が、山形テルサで開催され、社員全員で参加してきました。
新木造技術研究協議会は、通常「新住協」と呼んでいます。新住協とは、1985年に室蘭工業大学の鎌田紀彦名誉教授を中心に、「高断熱高気密」を日本で最初に研究したグループで、弊社は創業と同時に入会しました。現在国が示している施工方法の多くは、この団体からの引用です。
このグループの素晴らしいところは、技術を特許申請せず、全てオープンにし、その技術を全国の工務店や設計事務所に自由に使って頂き、快適、健康でしかも省エネ性能に優れた住宅を全国に広めていこうという理念です。そんなこともあって、今では、全国に約700社以上の会員がいます。
毎年全国大会が開かれていますが、4年前から東北大会が始まり、今年は、山形支部が担当になりました。
実は、私は、山形支部長をやっていますので、今回の大会の責任者になってしまいました。数カ月前から、どんな内容でやるか会合し、特に研修会をどのようなテーマにするか色々理事の皆さんと準備を重ねてきました。私自身も会員発表することになり、内容をまとめるのに四苦八苦でした。こういう大会のホスト役はとても大変ですね。
当日の大会は、約120名の参加者があり、とても盛大に執り行われ無事終了致しました。参加者全員に感謝です。
次回は6年後ですので、少しゆっくりします。
6月1日
酒田市若竹町のテーマが、
「小上がり畳のダイニングで居酒屋気分を味わう家」
の上棟の儀を開催致しました。
上棟の儀は、お施主様と私たち施工業者が、無事に現場が完成することを祈願する行事です。
私たちは、いつも「地の家八誓」を唱和しています。
この誓いを心に刻んで、協力業者さんと共に、誠心誠意しっかりとした仕事をやって行こうと思います。
今回は、嬉しいことにお施主様のご両親も駆けつけてくれました。
最後は、皆さんと記念写真です。
You Tube動画に弊社の家づくりについて動画発信しています。
家づくりへの想い。
家づくりでこだわっていること。
性能の特長。
デザインへのこだわり。
土地の選び方。
資金計画の仕方。
などなど、内容は多岐に渡ります。
出来るだけ短い話にしていますので、興味のある方は、是非チャネル登録して頂ければと思います。
動画は、トピックス毎になっていますので、全体のまとめという点では、分かりずらいかも知れません。
そんなときは、弊社の家づくりセミナーが役立ちます。
まずはともあれ、一度聞いてみて下さい!!!
2019年5月20日号の新建ハウジングの冊子に
「太陽光発電システムの火災事故」
についての記事が載っていました。
この記事のポイントは、
①太陽光発電システムが普及するのに伴い、機器の故障による火災事故が増えてきている。
住宅太陽光発電システムによる火災の例 出典:消費者庁
火災事故については、消費者庁のホームページに詳細が掲載されていますので参考にして下さい。
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_012/pdf/report_012_190128_0001.pdf
②消化活動に当たる消防隊員や消防団の感電事故が顕在化してきた。
実は、私も知らなかったのですが、火災の消火活動は、住宅のブレーカーを落とし、住宅内において感電の危険性がなくなった上で実施されるそうです。
しかし、太陽光発電システムが設置されている住宅では、ブレーカーを落としても光が当たる限り太陽光発電システムが屋根上で発電し、屋内の直流配線にまで電圧がかかっている状態のため、破損している直流配線に誤って接触して感電する可能性があるという事です。
すなわち、太陽光発電システムが搭載されている住宅は、簡単に消化活動ができないということになります。
これは、ちょっと問題ですね。
建築基準法では、延焼のおそれのある部分を有する、木造建築物の外壁および軒裏は、防火構造とする規定があります。
延焼とは、出火元から別の建築物へ燃え広がることです。
もし火災になっても隣の建物に火が広がらないようにするための規定です。
消化活動ができなければ、太陽光発電システムが搭載された住宅から、火事が広がっていく可能性があることになります。
これは、ちょっと困った問題ですね。
今後この辺の対応が、どのようになっていくのか注視したいと思います。