スタッフ柿崎社長ブログ

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山形県が住宅情報サイト開設

山形県は、県や市町村が設けている新築、リフォームに関する支援事業を網羅した住宅情報総合サイトを開設しました。

名称は、

「タテッカーナ」

耐震性向上や増築など、全市町村のリフォーム補助事業の内容を検索できる項目が目玉です。

工事を検討している人が完成状況をイメージできるよう、改築、新築事例を写真で紹介するページも設けています。

県や市町村が取り組んでいる住宅対策事業を一元化し、分りやすく紹介する目的で開設しています。

県建築住宅課は、「例えば、現在の居住地とは違う市町村で新築を検討している場合、それぞれの補助事業の詳細を入手し、比較するのは手間がかかる。情報をネット上に集約することで利便性を高めた」と背景を説明しています。

サイトは8月1日に開設。

本格オープンは、10月1日を予定しており、現在は県や各市町村の新築、増改築に対する支援を検索する項目と、リフォーム前と後の違いを写真で紹介する項目を公開しています。

本格オープンに合わせ、県産木材の魅力や伝統工芸を紹介するコーナーも掲載していくとしています。

これは、なかなか便利なサイトです。

私たちも、上手く使っていきたいと思います。

このサイトは、多くの方に有効ですので、弊社のHPの右下にバナーを貼っておきました。

by kakizaki

2011年09月29日更新

階段転落防止

階段はリビングや玄関ホールの印象を大きく左右する部分となるため、その住宅のイメージに合ったものをデザインするように心掛けます。

スッキリした印象を与えるために手摺の間隔を広くしたり、細い部材を使うと子供が通れる場合があり、遊んでいるうちに転落する可能性もあります。

対策として周囲を覆うようにネットを取付ました。子供が大きくなれば、取り外すだけですので、要は、その時々の状況に合ったものを考えるということだと思

います。

byIto

2011年06月29日更新

地震保険でも100%保証がありました!

4月27日に、 『地震保険の必要性を再認識しよう!』というブログを書きました。

そこでも、説明しましたが、地震保険は、最高でも、50%しか補償されません。

これは、どこの保険屋さんも一緒だと思っていました。

ところが、東京海上日動さんに、超保険というものがあって、地震保険に加えて「地震危険等上乗せ担保特約」をプラスすることで、最大100%保証できるということです。

100%保証が出来るのは、恐らく、東京海上日動さんしかないと思います。

私は、以前から地震保険が最大50%までしか保証されないのは、困ったものだと思っていました。

地震は、ひとたび起きると災害が甚大ですので、保険会社としても大変大きなリスクになるのでしょう。

しかし、補償という意味に於いては、不十分だと思います。

そういう意味に於いて、これは、ずいぶん思い切った保険と言えると思います。

東日本大震災によって、地震保険に加入する人が、増えているそうです。

それはそれで、大変結構なのですが、どうせ加入するのであれば、自分たちの生活が再建できるような保険に加入しておくべきではないでしょうか。

火災保険は、通常融資期間を一括で掛けますので、途中で保険会社を変更するのは、やっかいです。

ですから、最初にどこの保険屋さんを選ぶかが重要になっています。

今後は、保険会社選びも、家づくりにとって重要な要素になってきました。

保険なんてどこも一緒だと思っていましたが、違うんですね。

by  kakizaki

2011年06月04日更新

日本が変わり始めている・・・

日本が変わり始めている・・・

と少しづつ感じています。

もちろん、東日本大震災後の日本がです。

ついに、菅首相が、25日パリで開かれた経済協力開発機構(OECD)設立50周年式典で

日本の電力全体に占める自然エネルギーの発電比率(現在約9%)について「2020年代のできるだけ早い時期に20%とするよう大胆な技術革新に取り組む」

と表明しました。

これは、とても大きな意義があります。

脱原発までは、言及しませんでしたので、この辺は注視していきたいと思います。

折しも、ソフトバンクの社長は、私財を投じて、自然エネルギー財団を設立しました。

いよいよ日本が変わろうとしています。

今まさに、その転換期が来ています。

これからの子供たちに、未来ある日本を引き継ぐことが出来るかは、ここ一、二年にかかっているような気がいたします。

それは、なんといっても、エネルギー政策です。

私は、日本は、いち早く脱原発路線を謳ってほしいと願っています。

今すぐには、もちろんできません。

しかし、脱原発路線に道筋をつけることが、大切です。

その路線が決まれば、国民一人一人が、努力すれば、何らかの道が必ず拓けると信じています。

私は、建築を通じて、この問題に取り組んでいきたいと思っています。

ライフワークである、エネルギーを出来るだけ消費しない家づくりの研究をより一層進めていきたいと思っています。

そして最終的には、生活上の二酸化炭素発生がゼロもしくは、マイナスの家づくりです。

私が目指しているのは、高級な住宅ではなく、一般の住宅の話です。

24日の私のブログでも書きましたが、そう遠くない将来、住宅は、このレベルまで技術が進むのではないかと期待しています。

約30年前の大学のころ、未来型住宅の屋根に、ソーラーパネルが普通にのっていました。

それが、現実のものに、なりつつあります。

時代は本当に変わりつつあります。

もし、この大震災をきっかけに日本が大きく変わることできれば、世界の見本になるのではないでしょうか。

日本が、第二次世界大戦後、奇跡的な復興を遂げたように、日本人には、潜在能力は十分あると信じて疑いません。

そして、子供たちに、将来ある日本を示すことができます。

私は、日本は、ここ一・二年が本当に勝負の時だと思いますが、みなさんは、どう感じますか?

by kakizaki

2011年05月26日更新

新住協の耐震・断熱同時改修セミナー参加ありがとうございました。

11月28日(日)酒田勤労者福祉センターで新住協主催の

「断熱+耐震 同時改修プロジェクト」

のセミナーが行われました。

多くの方に参加して頂きました。

本当にありがとうございました。

講師の方の感想がブログに載っていました。

ちょっと覗いてみて下さい。

この制度は、耐震と断熱工事を同時にやることを条件に、国から工事額の1/3以下で最大200万円まで補助金がでるというものです。

国は、今住んでいる建物を、大切に使ってもらいたいのと、同時に、性能の良い家に住んでもらいたいと願っている現れです。

リフォーム工事をお考えの方は、この制度を是非検討して頂きたいものです。

酒田市でも、耐震診断は、実施していますが、その後の耐震改修までのフォローはやっておりません。

実際に家全体の耐震改修をしようと思うと、結構大掛かりな工事にはなりますので、200万円補助を受ける対象になります。

来年のいつまでこの制度が残っているかはっきり解りません。

予算がなくなれば、それでお仕舞いです。

ご相談はお早めに。

この工事を出来るのは、新木造住宅技術研究協議会のメンバーだけです。

by kakizaki

2010年11月29日更新

カトリック新庄教会完成

兼ねてから改修工事をやらせて頂いていた『カトリック新庄教会』の献堂式が10月28日にありました。

場所は、実は、舟形町にあります。

舟形中学校のすぐ裏手です。

建物の様子を、ビフォーアフターで紹介したいと思います。

ここは、元々パリス幼稚園さんの建物です。

《ビフォー》

この辺りは、豪雪地帯です。昨年の冬の様子です。

庄内地方と違って、雪の降り方が、半端でありません。

ステージの様子

これは、祭壇に最適ですね。

《アフター》

新しい教会の全体像

教会らしく鐘棟を設けました。

祭壇の様子

どうでしょうか。

少しは、教会らしく見えるでしょうか。

ステインドグラス

このステインドグラスは、姫路(兵庫県)のステインドグラスデザイナー立花江津子さんが、新庄教会をイメージしてデザインし、ベルギーで製作したものです。

このステインドグラスは本物ですよ!

10月28日の祝賀会の様子

皆様のお陰で、無事カトリック新庄教会を完成することができました。

この場を借りてお礼申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

by kakizaki

2010年11月15日更新

3センチの段差が危ない!

 『ゴリッ』と鈍い音が足元で!

やってしまっただーーーーー

9月25日土曜日の穏やかな昼下がりでした。

こんな醜い足で申し訳ありません。

実は・・・

自宅の駐車場の前で・・・

3センチの段差で・・・

足を・・・

くじいてしまいました。

わずか3センチ

されど3センチ

くじいた足に、私の体重全体が乗ってしまったため、足の甲にヒビがはいったようです。

我が家を新築したのは、平成8年の末。

その頃は、まだ“バリアフリー”と言う考え方がなく、家のなかも、3センチ位の段差は、当たり前のようにあります。

その後、1~2年後くらいから、バリアフリーが、融資の優遇金利の対象になり、一般化してきました。

『大きな段差より、2~3センチくらいの一見何でもないような段差が、一番つまずき易い』と言われきましたが、なかなか実感がわきませんでした。

しかし、今回は、身をもって貴重な経験をさせていただきました。(負け惜しみです)

ますます高齢化が進む社会では、建物の中も外もバリアフリーが基本ですよね。

痛いながらも、大変勉強になった週末でした。

治るまでは、3週間ぐらいはかかかるようです。

焦ってもしょうもない。

 当面静かにしなさいということですよね・・・・トホホ

by kakizaki

2010年09月30日更新

県内初100ミリ付加断熱施工中

10月末完成予定の住宅の現場で100ミリ付加断熱の施工をしました。

建物の外側に、グラスウール16kの断熱材100ミリを付加しています。

壁の内部にも同じように100ミリの断熱材を充填しますので、合計200ミリの断熱効果があります。

新木造住宅研究協議会では、Q値(熱損失係数)=1 を推奨しています。

Q=1住宅とは、国が定めている次世代省エネルギー基準の1/2~1/3以下の消費エネルギーの超高断熱住宅です。

県が発注し、今年の春完成したモデルハウス『山形エコハウス』の壁は300ミりですが、一般住宅で200ミリ断熱を採用するのは、山形県内では、多分弊社が初めてだと思います。

この建物は、

高断熱部分の述べ床面積  207.4㎡(62.7坪)

Q値=0.94

灯油消費量 427 ㍑

床面積当りの灯油消費量 2.06 ㍑/㎡

約63坪の住宅の一年間の暖房用の灯油代が、なんと

427×60(円/㍑)=25,620円

で済みます。

 これは、脅威的な、断熱性能です。

ここまで、性能を上げると、家計に負担は、かかりませんね。

 2021年以降は、ヨーロッパでは、このような住宅でなければ、建ててはいけないことになっています。

実は、建物の断熱性能は、この位に上げないと、 二酸化炭素は、減って行かないのです。

 ヨーロッパ諸国は、建物の断熱性能を上げることが義務化になっていますが、日本は、まだ義務化の議論が始まったばかりです。

それも、次世代省エネルギーという、低レベルの次元です。

この差は、いったいなんなんでしょうね。

民主党の二酸化炭素25パーセント削減なんて夢のまた夢のような気がいたします。

夢ではなく、削減が実現できるように、我々みたいな小さな住宅会社でも、出来ることを、ひとつひとつやっていきたいと思っています。

 by kakizaki

2010年08月04日更新

日本初の「パッシブハウス」登場

今、断熱住宅の一番ホットな話題の人は、『森 みわ』さんでしょう。

森さんは、日本初のパッシブハウスを鎌倉に建設しました。

その内容が一冊の本になり私も、早速読ませていただきました。

内容的には、日本の断熱住宅は、ヨーロッパのそれに比べいかに立ち遅れているかを指摘しています。

彼女の説明によると、

日本の基準は、EUの住宅省エネ基準の1/3の性能しかありません。

しかも、年間150棟以上建設する大手ハウスメーカー(全国で約100社)だけが対象です。

ですから、私たちのような、零細企業の住宅会社は、国で定める断熱基準はありますが、義務化ではありません。

即ち、スカスカ住宅を建築しても、何ら問題がありません。

これでは、いつまでたっても、断熱性の高い住宅が日本に増えるとは、到底思えません。

いかに、日本の断熱基準があまいかが解ります。

おおざっぱに、住宅の断熱性能を順番に並べると

次世代省エネ基準(国土交通省基準)

   ↓

Q1住宅(NPO法人 新木造技術研究協議会基準)

   ↓

パッシブハウス(EU基準)

   ↓

カーボンニュートラルハウス(CO2排出量ゼロの住宅)

という並びになりそうです。

今後、森さんが提唱している、EUで進められているパッシブハウスと日本で進められているQ1住宅が、今後融合されて、新しい基準が生まれるかもしれません。

いずれにしても、この基準を義務化にしなければ何ら意味がありません。

日本の法律の早々の見直しが必要だと思います。

もし、義務化しようとしたら、ハウスメーカーや工務店から“厳しすぎる”と相当の反対の声が上がることが予想できます。

道程は、厳しいでしょうね・・・

2010年03月23日更新

荘内銀行さん ちゃんと勉強して!

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11月17日(火)の山形新聞に荘内銀行の『エコ住宅設備導入で金利優遇』の記事が載っていました。

対象となる設備は、

太陽光発電システム、電気温水器、IHクッキングヒーター、蓄熱式電気暖房器などのオール電化・・・

と書いています。

ただでさえ、電気温水器蓄熱式電気暖房機は、エネルギーを多く消費する設備です。(電気代は確かに政策的に安くしていますが・・・)

とても、エコ商品とは、言えたものではありません。

やっとその辺を電力会社も考慮して、ヒートポンプ式のものを開発することに躍起になっています。

それでも、東北以北の地域は効率が悪いためあまりお薦めではありません。

この優遇ローンは、リフォームローンです。

こんな商品を断熱改修もやらない建物に設備をしたらどうなるのでしょうか。

考えただけで恐ろしくなります。

エネルギーの垂れ流しです。

せめて、断熱改修をやった家で、ヒートポンプ式の設備をするぐらいを対象にしてもらいたいと思います。

荘内銀行さん、

今週の21日の土曜日、新住協で断熱リフォームセミナー(内容は、ニュースを参照)をやりますので、是非参加して住宅の消費エネルギーについて、もう少し、ちゃんと勉強してほしいと思います。

国は、本気でCO2を25パーセント削減しようとしているのですよ・・・

by kakizaki

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2009年11月17日更新