スタッフ柿崎社長ブログ

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屋根越しの高窓からの光

鶴岡市砂田町に建築予定のテーマが、

「家族の大きな夢が実る家」

-家族を照らす高窓のあるリビングー

の最大のポイントは、南側に面した高窓です。

内観15

(完成予想内観パース)

この敷地は、東西に長く、南側には、下記のような住宅があります。

20170519 (10)太陽の光

そこで考えたのが、お隣の二階のない部分から屋根越しに太陽の光を取り入れることです。

そして出来るだけ高窓にすることにより、太陽の光は入射し易くなります。

実は、高窓にするために二階のウォークインクローゼットの床を少し上げているのです。

実際この高窓から、どれくらいリビングに光が差し込んくれるのかとても楽しみです。

この窓が家族皆を照らしてくれることを期待しています。

2017年05月23日更新

10年来の構想が実現!

10月8日()、9日(

遊佐町吹浦のテーマが

『気の合う仲間と賑やかに語り合う家』

img_3742

の完成内覧会が開催されます。

詳細は、下記までアクセスしてみてください。

https://cosmohome-inc.jp/event/kengaku/375.html

私は、この会場にはお気に入りの構想あります。

それは、キッチン前の階段です。

img_0154

キッチン前に階段を配置するというアイディアは、私の頭の中では、10年以上前からあったのですが、なかなか実現出来ませんでした。

今回念願叶って、この構想が実現しました。

私は、階段は、デザインや工夫次第で、その家の中心となる見せ場になると思っています。

今回は、階段手摺のデザインには、特にこだわりました。

素材は、鉄骨にし、サイズは出来るだけ細く華奢(きゃしゃ)にし、繊細に見えるようにしてあります。

家族が繋がるこの階段を見ながら、奥様がキッチンに立っている情景を想像しています。

私が大好きなアングルです。

2016年10月05日更新

塗り壁はいいですね。

酒田市みずほの現場、テーマが

「ナチュラルに暮らす土間テラスのある家」

外観01

の玄関ポーチの外壁の塗り壁工事に取り掛かっています。

この住宅の最大の見せ場の塗り壁、ラフ仕上げに仕上げるのが特徴です。

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施工を担当するのは、左官マルシゲさんです。

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この道40年以上の超ベテランの佐藤さんは、手際よくいとも簡単そうに塗っていきますが、これが本当に難しいのですよ。さすが職人の技です。

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職人の佐藤さんもとても張り切っています。

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職人の伊原さんは、塗り壁材の下準備をしてくれています。

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仕上がりの凸凹感が分かるといいのですが、写真では、中々伝わらないかもしれませんね。

IMG_1440

足場が外れるのが、とても楽しみです。

完成内覧会が

4月23日(土)、24日(日)開催されます。

是非多くの方に来て頂きたいと思います。

2016年03月26日更新

「美しく暮らす 東北のデザイン住宅」に掲載

リプラン東北2015春夏号 臨時増刊(3月11日発売)

「美しく暮らす 東北のデザイン住宅」

toukoku

に弊社の

「ゆとりの家事空間で会話が弾む家ーガレージのある暮らしー」

が掲載されました。

マスコミ紹介

内容は上記のマスコミ紹介より見て頂ければと思います。

今回のこの雑誌の特集は、

東北地方で建築されたデザインを重視している13の実例が載っています。

そのデザイン性を

①シンプル

②スタイリッシュ

③開放感

の三つに分けて紹介されました。

弊社の建物は、②の部門に掲載されています。

東北地方は、自然環境が厳しいので、どうしてもデザイン性よりも性能が重要視されがちですが、やはり、意匠は大切です。

そこで、建築の意匠性に重きを置いている住宅会社や建築家を紹介しているのです。

一冊980円で書店で販売されていますので、興味のある方は是非ご購入して頂けばと思います。

2015年03月30日更新

名刺が変わります。

弊社の名刺のデザインが変わります。

デザインと言っても文面が、変わるだけんなんですけど。

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これは、私達のUSP(弊社の特徴)

『私たちコスモホームは、

酒田・鶴岡で、

色んなハウスメーカー、工務店を訪ねてみたが理想の暮らし、理想の家づくりがよくわからなくなってしまった人たちの 為に、

新しい家で家族それぞれが何をしたいのか、どうすればみんなが笑顔になれるのか、とことん一緒に考え、

期待を裏切る”最高の提案と、家づくりを提 供するパートナー
となることに生き甲斐を感じている住宅会社です。』

の一文から取りました。

私達が進みたい道しるべがこれです。

やはり、名刺には、この文面があって然るべきだと思い変えることにしました。

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ちなみに今までの名刺はこれです。

IMG_6533

創業当時は、

『デザインと工夫に満ちたおもしろ設計・施工』

でした。

表現は違っても、言いたい事・やりたい事は、最初から変わっていないな~。

2014年09月09日更新

出来上がってきました!

酒田市新橋の現場がいよいよ出来上がってきました。

この時期なかなか天気に恵まれませんが、ほんの一瞬の晴れ間を見て写真を撮ってきました。

思った通りのイメージに仕上がりました。

テーマは、

『ゆとりの家事空間で、会話が弾む家』

です。

この家族には、また、この家族だけの家づくり物語がありました。

その内容は、後日…

手前の道路際がインナーガレージになっています。

外観は、出来るだけシンプルにしています。

私は、余り多くの色を使うのは好きではないので、形を変えて変化をつけるようにしています。

この住宅は、超高断熱Q1.0住宅になっていて、床下暖房も採用しています。

興味のある方は是非見に来て頂ければと思います。

完成内覧会は、3月8日()、9日()です。

詳細は、後日イベント情報でご紹介いたします。

お待ちしております。

by kakizaki

2014年02月17日更新

木造建築の可能性を改めて実感!

先日、水戸市にあるセミナーに参加してきたことをブログで紹介いたしました。

その時に帰り際寄り道をしてきました。

下の塔で有名な水戸芸術館です。

この建物を設計したのは、建築家磯崎新氏です。

ここで実は、建築家 坂茂(ばんしげる)氏の『建築の考え方と作り方』という催し物がありました。(2013/3/2~5/12)

彼は、紙管をはじめとする様々な材料や構法を用いることで、住宅から公共施設、そして災害支援に至るまで、多くのプロジェクトを世界各地で進行させる建築家です。

上の建物は、災害支援用で構造が紙で出来ています。

紙筒が柱や梁になっています。

紙が構造体になるなんてびっくりです。

紙筒でこんな曲線の構造物も可能です。

こちらは、木の集成材で造った構造体です。

木も加工するとこんなに曲がるんですね。

下の建物は、坂茂氏設計のポンピデゥー・センター・メス(フランス)という美術館です。

これはもう、この建物自体が、美術品ですね。

屋根の曲線美が何とも言えない程綺麗です。

内部は、こんな雰囲気です。

ちょっと分かりずらいですが、坂茂氏が提案している、ガラスのシャッターが使われています。

ガラスシャッターという発想もすごいです。

現物が会場にあり実演していました。

これ木造建築ですよ!

木は、二酸化炭素発生がないため、環境に優しい部材として、世界でその良さが見直されています。

現在は、木造で7,8階のビルや橋なども建築可能になっています。

木造建築の可能性を改めて実感致しました!

by kakizaki

2013年05月15日更新

4月27,28,29日の完成内覧会に向けて準備中!

弊社のHPのイベント情報でも掲載しているように、4月27()、28()、29日()の三日間酒田市浜田で完成内覧会を行います。

その建物の概要が出来上がってきましたので、少しだけ紹介したいと思います。

テーマは、

【5000冊の本と暮らす カフェバーダイニングのある家】

です。

外観は、屋根が片方流れで、外壁は白と焦げ茶のツートンカラーです。

サッシは、今回外壁と正反対の色で選択しています。

外壁 白⇒サッシ 焦げ茶

外壁 焦げ茶⇒サッシ 白

の組み合わせです。

玄関に入っての正面の壁です。

実は、これ、リクシルの千陶彩(せんとうさい)というタイルです。

メーカーの説明文では、

『石を積んだ印象に仕上がるタイルです。

太陽の下で部分的に光る釉薬と、厚み差で生まれる影のコントラストが絶妙です。』

と表現しています。

このコントラストは是非見て頂きたいですね。

このタイル、私、ずーーーと前からやってみたかったんです。

今回のお施主様が、叶えてくれました。

チョーーーー嬉しいです。

この凹凸感が何ともいいですね。ダウンライトからの照明でこの凸凹が強調されます。

しびれるね~。

今回の建物のテーマでもあるカフェバーダイニング。

ダイニングが一段高いのも目線の変化があって面白いです。

照明はお施主様自身が選びました。

リビングの正面のニッチの壁の色はちょっとポップな雰囲気もあります。

スリットのガラスブロックです。玄関への明かり採りにもなっています。

今回のもう一つのテーマでもある、5000冊の本の棚です。

階段廻りにズラーーーリ。

二階の廊下の本棚は天井近くまであります。

圧巻です。

ご夫婦の寝室にも何気なく本棚あるし・・・

本棚は、もちろん、ご主人の書斎にも・・・

本棚のオリジナルデザインにも注目して下さい。弊社和島が一生懸命考えました。

この梯子を昇ると・・・

ロフトにも本棚。

本当は何冊の本を収納できるのか・・・?

答えは、完成内覧会で。(和島が説明してくれるはずです。)

最後は、トイレです。

この照明もお施主様の選択。

んーーーーん。

これは、もう店舗のトイレですね!

by kakizaki

2013年04月10日更新

プランニングは社内バトルです

プランニングは社内バトルです。

弊社は、一つの設計図に社員全員でプランニングを取り組みます。

お客様と打合せした時に、家づくりについての要望や希望を聞きます。

・出来るだけ明るくしてほしい

・風通しも良くしてほしい

・本がいっぱいあるので、整理する棚がほしい

・水廻りの動線を動き易いようにしてほしい

・リビングの照明は雰囲気がいいものがいい

・ナチュラルな感じ

・シックな色で

などなど・・・

それらのヒントに基づいて、私を含め社員全員で、それぞれがその家族のためだけの家づくりに想いを馳せらせます。

そして思い思いにプランニング。

という訳で、私もやっています。

息詰まるとこんな顔になります。

どうにもならない時は、図面をひっくり返して・・・

上手くいくと、ニコニコして・・・

弊社は、このプランニングは、社長も社員も関係ありません。

良いものは採用します。

ですから、出来上がるものは、全員のアイディアが盛り込まれます。

そして、プラン検討会議!

ジャーン

一つの家族の設計なのに、色々な案が出てきます。

会議では、プランのバトルです。

それいいね!

そこはちょっと・・・?

それやってみようよ。

住宅のプランって無限大ですね。

だから面白い。

だから辞められない。

色々検討し、一つのプランニングにまとめていきます。

んーーーーーーん。

あの客様には、このプランニングは自信を持ってお勧めできる!

これで行こう!!!

こんな感じですかね。

一つの壮絶なバトルが終了します。

ふーーーー。

by kakizaki

2012年11月29日更新

高断熱住宅は窓が小さい?

先日あるお客様のところに行ったら、知り合いの大工さんから

『最近の建物は高断熱高気密だから窓が小さくなっているんだ。』

と言われたそうです。

高断熱高気密住宅は、北海道で中心にやり始めたので、暖房負荷を少なくするため最初の頃は確かに窓は小さかったような気がします。

しかし、現在では、冬はむしろ積極的に太陽の日射を取り入れた方が、暖房負荷が少なくなることか分かってきました。

【水平面の月別平均日射量(単位:Kcal/㎡・日)】

上のグラフから、酒田は、全国平均に比べ、冬に日射が少なく、夏に日射が多い事が分かります。

気象条件としては、非常に不利です。

しかし、新住協で出しているQPEXで熱損失計算をすると、これほど少ない日射でも、冬は積極的に日射を取り入れたほうが、暖房負荷が少なくて済むことがわかってきました。

そこで、弊社は、出来るだけ南側に窓を大きくとり、冬の日中出来るだけ日射を積極的に取り入れるようにしています。

実は、弊社は、南側とその他の窓ではガラスの種類を変えています。

南側には、日射侵入率62%の高いものを採用しています。

(他の窓は、46%)

日射が入り易いガラスは、夜放熱もし易いので、南の窓には、断熱カーテンのハニカムサーモスクリーンを併用しています。

ハニカムサーモスクリーンは、冬は断熱戸、夏は遮熱戸として大変重宝します。

高断熱高気密住宅の窓が小さいというのは、一昔前の話です。

未だに窓を小さくしている工務店もあるかも知れませんが・・・?

by kakizaki

2012年08月28日更新