我が家の長男は、東京の大学で今建築の勉強をしています。
その息子が、設計課題で美術館をやったそうですが、その例題として、土門拳記念館と酒田市美術館がでてきたそうです。
『有名な建物が、酒田にもあるんだー』と驚いていました。
そうです。
酒田も捨てたもんではありません。
折角なので、8月4日に女房と三人で出かけてきました。
この記念館は土門拳氏の知り合いの建築家谷口吉郎氏の長男の建築家谷口吉生氏が設計しました。
そして、中庭の彫刻がイサム・ノグチ氏、
造園設計・オブジェが勅使河原宏氏などの著名人が携わっています。
池と一体化し、とても直線的なラインが美しく見えます。
イサム・ノグチ氏が造った彫刻『土門さん』
このスロープを降りてくると、そのまま池に吸い込まれるような感覚を覚えました。
このオブジェは勅使河原宏氏です。
とても心地よい空間です。
この中庭は、とても落ち着きます。
暫く、この椅子に座っていました。
ごめんなさい。
いつ行っても、写真ではなく、建物を中心に見てきてしまうのです。
でも、写真も見ますよ。
ここは、酒田市美術館です。
設計は、早稲田大学名誉教授である池原義郎氏です。
この建物も、周りの自然と溶け込んでいます。
どれが建物が分からないのは、単に写真の撮り方が下手なだけです。
酒田市美術館は、この写真しかありません。
中を撮るためには、特別な受付が必要で、息子は、手続きをして写真を撮っていきましたが、私は、これしか撮れませんでした。
中庭を見ながらお茶してきましたが、時々こういう時間は必要ですね。
息子と建築談義が出来たことは、私にとってこの上ない有意義した。
by kakizaki
2013年08月06日更新