先日東京に出張する機会があったので、出来たてのホヤホヤの新国立競技場を見学してきました。
この建物を設計したのは、建築家隈研吾氏で、施工は大成建設さんが請負ました。
隈健吾氏は、前回の東京オリンピックの際、建築家丹下健三氏が設計した代々木体育館に感動して建築の道に進んだそうです。
(丹下健三氏設計の代々木体育館)
実は、私もその一人でこの建物はいつ見ても感動します。
新国立競技場の現在は、敷地の周りは、工事用のフェンスで囲われているので中には入れません。
私がとても興味があったのは、建物の周りの通路が自然の植物で覆われているそうなのでその状況を体験したかったのでちょっと残念でした。
でも、現物を直に見ると圧巻です。
こんなデザインの競技場をアッという間に施工してしまうのですから日本の建築の技術力たるや素晴らしいものがありますね。
オリンピックが終わり機会があったらまた来て、競技場の中まで入場してみたいです。
この五輪マークの前で、多くの方が記念写真を撮っていました。
競技場の直ぐ隣に
日本オリンピックミュージアム
が建設されています。
ここでは、オリンピックの歴史が学べます。
東京オリンピックと札幌オリンピックの聖火台。
ちょっと分かりずらいですが、聖火トーチと日本選手団の制服。
これらのポスターを見ると、1964年の東京オリンピックを思い出します。
と言っても、私は、まだ幼稚園でした。
でも子供なりに記憶にあり、記念切手などを後に集めました。
中学校に入り改めて、市川崑監督の東京オリンピックの映画を観て、その感動が蘇ったのを今で鮮明に覚えています。
何と言っても自分の建築への道は、ここから始まりました。
2020年02月07日更新