7月17日(金)に
新木造住宅技術研究協議会の山形支部主催の
白蟻対策勉強会に参加してきました。
講師は、白蟻専門業者の社員の方です。
白蟻対策には二種類あります。
①バリア工法
白蟻対策の従来型の一般的な工法で薬剤を使い、白蟻を殺す工法です
バリア工法で用いる薬剤は人体に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
効力は即効性があり大きな効果を期待する人などにお薦めです。
②ベイト工法
(セントリコンさんのイメージ図)
最近は、白蟻の習性を上手く利用して、白蟻の巣(コロニー)を消滅させる方法が出てきました。
それは、シロアリが好む餌に脱皮阻害剤である「ベイト剤」混ぜを地中に埋めておきます。発見した働きアリ達が餌を食べ、巣の中の女王アリや王アリへ口移しで餌が運ばれます。
そうして、巣全体に薬剤が行き渡り、シロアリは脱皮出来なくなりシロアリは死滅するのです。
この方法の大きな利点は、白蟻の巣全体を消滅できること、薬剤そのものの人的被害がほとんどないということです。
この工法は、白蟻駆除はもちろん、白蟻の被害を受けないための予防策としても使えます。
上記のいずれの工法を選択するかは、状況によって変わってきますが、ベイト工法を取り扱っている業者が、それほど多くないのが実情です。
講義終了後、テストがあるので、一日中真面目に講義を受けてきました。
弊社は、このベイト工法を以前から採用しており、いくつかの現場で経験しています。
これからの白蟻対策としてとても有効な工法だと思います。
白蟻でお悩みの方是非ご相談下さい。
2015年08月07日更新