先日、高田稔さんという方のセミナーに行ってきました。
その方の質問です。
高田氏「日本で一番高い山は?」
受講生「富士山!」(全員)
高田氏「それでは、二番目に高い山は?」
受講生「・・・?」
9割以上の方が答えられないそうです。
すなわち、二番以下はほとんど知られていないのです。
そこで、彼が書いた本が
“小さいことでいいから、まずは一番になりなさい。”
この一番は、あまり難しく考えないで、誰にでもできることでもいいそうです。
社会や組織で認めてもらおうとする、とかく、
自分の売上を一番にする
顧客数を一番にする
顧客訪問を一番にする
などそう簡単に達成できない事を目標にしがちですが、そんな事やっても直ぐに挫折するだけです。
自分ができそうなことから挑戦することが大切だそうです。
例えば
朝一番に会社に出社する。
提出物は、誰よりも一番早く出す。
自分の机を一番綺麗に保つ。
などなど、少し努力すればできそうなことに挑戦するすることが大切です。
仮に、提出物が一番早ければ、少々内容が荒くても、上司から
「早く提出していいね。でもこの辺をもっと直すとさらに良くなるよ」
など上司から好感をもたれるのと同時にアドバイスもしてもらえます。
そうなれば、締切まで最良の内容の提出物になるかも知れません。
このようなことをきっかけに、正のスパイラルになるそうです。
自分を知ってもらう、認めてもらうためには、小さいことでいいので一番になる事が必要だと訴えていました。
ちなみに、日本で二番目に高い山は、
「南アルプスの北岳」
だそうです。
2014年12月18日更新