こんにちは!コスモホームの小野寺です。
節水・節電・時短とありがたい三拍子がそろった便利な食器洗い乾燥機。
わが家でも食器洗い乾燥機のお陰で、食後の「誰が食器を洗うか問題」が解消されました。
2021年7月31日の消費生活用製品安全法施工例の改正に伴い、食器洗い乾燥機は『特定保守製品』の対象から除外されました。
その結果、現在は法定点検を受ける必要がなくなりました。
特定保守製品の所有者登録とは?
これまでは、お引渡し時に法定点検の実施について説明し、お客様より所有者登録のお手続きしていただいております。
そもそも特定保守製品とは、「長時間の使用に伴い生じる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、一般消費者の生命または身体に対して重大な危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品であって、使用状況からみてその適切な保守を促進することが適当なもの」として9品目が定められています。
7月の改正で7品目が除外されました。
この除外された品目の一つが食器洗い乾燥機です。
特定保守製品から除外されるとどうなるの?
法定点検(有償)の時期になると、所有者登録先へメーカーから案内が届くようになっております。
しかし、特定保守製品から除外されましたため、法定点検を受ける責務はなくなりました。
現在は経過措置として、法定点検はメーカー点検に代わり《任意》で点検を受けることができます。
点検は、法定点検(「経過措置対象製品」に対する点検」)、メーカー点検(「経過措置対象製品」以外の製品に対する点検)ともに消費生活用製品安全法の点検基準に則った内容です。
点検の案内が届きましたら、内容をご確認の上ご選択ください。
点検の案内が届いたら
点検を受けるかどうかは任意ですが、先日点検を受けたお客様からこんな連絡をいただきました。
「昨日までいつも通りに使っていたけれど、メーカーの点検を受けたら異音がして使用をすぐに中止するように言われました。修理が必要みたいなんですが…」
その後修理をして、今は安全にご使用いただいています。
ちなみにわが家にも昨日この案内が届いたばかり。
特に調子が悪いところもありませんが、パッキンなどの消耗品の劣化が気になるので点検をお願いしようかなぁと考えています。