本と珈琲と酒が似合う対話が弾むシックな家

・所在地 :酒田市亀ヶ崎
・竣 工 :2022年4月
・敷地面積:184.5坪
・延床面積:43.6坪
・熱損失係数Q値:0.93[W/㎡K]
・外皮平均熱貫流UA値:0.32[W/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.2[㎠/㎡]
【認定低炭素住宅】

家族が寛ぐ広めのLDK。棚に並ぶ家族それぞれの愛読書。
珈琲を片手に本を読めば、子どもたちはいつの間にかウッドデッキから外に出ている。珈琲のおかわりをキッチンで準備しながら、庭で賑やかに遊ぶ姿を見守る。
夜はお酒を嗜みながら、一日の出来事を語り合う。冬はストーブの炎をじっくりと眺め、ゆったりとした時間を楽しむのもいい。
そんなことをイメージしながら、親子のプライベートを確保しつつ、家族の繋がりが感じられるよう意識したプランです。
ひと手間掛けた贅沢な空間が、ここにはあります。
金属の無機質さと、無垢材特有の色ムラがある木製サイディングがバランスよく配された外観も見どころです。

~お客さまのこだわり~

山や海に家族で出掛け、自然を感じながら焚火をしたり、お酒を飲んでリラックスするのが好き。広い庭がほしいね。その庭で、子供たちと、思いっきり体を動かして遊べるようにしたい。庭にゴールを置いて、学生時代にやっていたバスケットを子供たちとするのを楽しみにしているご主人。家族が集うリビングの空間で過ごす時間を大切にしたい奥様。
リビングに本棚を置いて、珈琲を片手に心ゆくまで読書に耽るのもいいな…
そんなイメージから家づくりが始まりました。

フォトギャラリー

玄関ホールは、奥様のアイディアで集光型ダウンライトを壁から150mmに配置。
光が壁伝いに下方向にくっきりと落ち、陰影のある空間を演出しています。
これらの光により、ホールから繋がる廊下に奥行感が生まれています。

 

来客用の玄関脇には、アウトドア用品、学用品、外回り小物などの収納もできるシューズクロークを兼ねた家族専用の玄関を併設。
玄関とポーチの床には、300角のグレー色タイルを採用しました。

 

LDK入り口に立つと薪ストーブと鉄骨階段が見えてきます。
ご夫婦のこだわりは、H鋼を使った鉄骨階段。
この階段は、視線を遮らないスケルトンタイプになるので、吹き抜け空間がより広く感じられます。
階段手すりは、シンプルで華奢なデザインですっきり。

 

LDKで一番考慮したのが、ソファーに座ってテレビを観ながら、薪ストーブの炎を眺められるという配置。しかも、キッチンからも同じような視線が確保出来ること。
床には色ムラが特徴の無垢のアカシアを採用。
モノトーンの住宅設備や建具、階段、タイル壁などが、この床材とのコントラストによって一段と映えて見えます。

 

DK部分は、下がり天井を工夫した間接照明を採用。
この優しい光が、LDK全体を柔らかく包んでくれます。
「家族みんなで料理を楽しめるように」と選んだのが、フルフラットタイプの対面キッチン。
その横には、ダイニングテーブルが配置され、作った料理は、直ぐ隣に配膳出来る人気のプランです。

 

キッチンは、この家の一等地。
ここに立つと家中全部見渡せ、料理をしながらでも、家族全員とコンタクトが取れます。

 

ルイスポールセンの照明の下には、ダイニングテーブル。
この家のキッチンのイメージの必須アイテムが、収納扉のネイビーカラーの格子柄建具。
このデザインに合わせながら内装設計が進んでいきました。

 

薪の灰の掃除がしやすいよう、薪ストーブの周りは一段低い土間仕上げ。
奥の来客用の和室は、小上りになっていて、宿泊時は、建具で仕切ることも可能です。

 

オーナー様の手書きのイメージから造作した洗面化粧台。
左の一番下には、ルンバ基地を造るなど機能面にも配慮しています。

 

掃除がし易くなるように、浮いているタンクレス便器を採用。
アクセントクロスに散りばめられたラメに照明が当たって、程よく華やかな雰囲気が出ています。

 

2階ホールは吹き抜けを通して、薪ストーブの暖気が上がってきます。
物干しする場所としては、最高の条件です。

 

書斎は、夫婦それぞれが、自宅で仕事に集中できるように少し余裕のある空間を確保。
窓には、同じサイズのものを、リズミカルに等間隔で並べています。

 

重厚感のある壁は、同じ柄が二つとない窯業系内装材。
その壁に間接照明の淡い光が当たり、寝室の癒しの空間になっています。

 

リビングから続くウッドデッキは、家に居ながらアウトドアを楽しめる第二のリビング。
昼食でワイワイしたり、夕涼みをしながら一杯と色んな楽しみ方があります。
壁に付けられた船舶照明から放たれる丸い光の輪が、この家を暖かく見守っているようにみえます。