細長い敷地に建つ薪ストーブのある家

・所在地 :酒田市入船町
・敷地面積:51.9坪
・延床面積:39.6坪
・熱損失係数Q値 :2.09[w/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.4[㎠/㎡]

「薪ストーブ」という明確なご要望があったお家ですが、実はそれ以外にいろいろ考慮しなければならないことがありました。
ご実家の建て替えだったのですが、間口が約7mと細長い敷地で、両隣のお宅との距離が近く光が入りにくかったのです。
そこで、同居されるご両親のお部屋は日中でも明るい一番道路側に配置し、LDKをわざとL型にすることで採光できる面を増やすなどの工夫をしました。

~お客さまのこだわり~

ご主人のご両親と同居することが決まり家づくりを考え始めたご夫婦。
どんな家が欲しいか夫婦で話し合って行きついたのが「薪ストーブのある家」でした。そんなご夫婦が相談に向かった先は、住宅会社…ではなく、山形市にある薪ストーブと暖炉の専門店「ぜいたく屋」さん。そこで紹介されたのが当社でした。
そんな縁で薪ストーブを中心にした家づくりが始まりました。

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一番の希望だった薪ストーブ。
スケルトンタイプの階段とスリットになった手すりは、暖かい空気の通り道に。

 

薪ストーブ周りのレンガは、ご夫婦で積み上げました。
お子さんもお手伝い。

 

採光のためにL型にしたLDK。
その中心に薪ストーブがあります。

 

薪スト―ブの暖められた空気は2階のホールへ。
物干しに最適です。

 

リビングには造りつけのテレビ台をデザインしました。
その上には飾り棚を。

 

木目調の建具と無垢のパイン材フロアでやさしい印象の室内です。

 

トイレの壁は、ご夫婦で塗り壁仕上げに挑戦!
簡単と思われがちですが、コツをつかむまでが難しいんです。

 

床材はご主人が丁寧に塗装されました。

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