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抑えておきたい『フラット35』の変更点

こんにちは!コスモホームの小野寺です。
今日は住宅を建てる時に避けて通れない「お金」についてのブログです。
『ずっと固定金利で安心』でおなじみの『フラット35』の内容が、今年4月より変更になっています。
『地域連携型(子育て支援)の金利引き下げ』『維持保全型新設』に加え、10月以降も内容が一部見直されます。
現在は移行期間で、これから家を建てること検討されている方は、10月以降の条件が適用されることになります。

フラット35とは?

フラット35は全期間固定金利型住宅ローンの一つで、独立行政法人機関 住宅金融支援機構が提携する民間の金融機関でサービスを利用することができます。
最大の特長は返済終了まで金利が固定されてることです。
借入時にこれから支払っていく金額がわかり、家計や返済の見通しを立てやすくなり、金利上昇のリスクがありません。
『35』は返済期間が35年(最長)の意味で、他にもフラット『20』=20年、フラット『50』=50年という商品もあります。

銀行ローンでも固定金利の商品はありますが、『審査基準』『保証人・保証料』『団体信用生命保険の加入の有無』など基準が異なります。

10月から金利の引き下げ幅と期間が変わります

 

2022年10月借入申込分より、以下の条件が適用されます。

  1. 【フラット35】S(ZEH)の新設
    …『ZEH』等の基準に適合する場合、【フラット35】の借入金利から当初5年間年0.5%、6年目から10年目まで年0.25%引き下げられます。
  2. 【フラット35】金利引き下げ方法の変更
    …金利の引下げ幅及び引下げ期間が変わり、1~3のグループから該当項目を選び合計したポイントごとに金利及び期間が分けられます。
    例えば、グループ1住宅性能で「フラット35S金利Aプラン」2ポイント+グループ2「長期優良住宅」1ポイント+グループ3エリア「子育て支援」2ポイント=合計5ポイント。4ポイント以上に該当するので、当初10年間年0.5%引き下げされることになります。
  3. 【フラット35】S基準の見直し
    …金利Aプラン・Bプランともに、省エネルギー性の基準が見直され、強化されます。一方で、Aプランの耐震性に「免震建築物」が追加され基準が緩和されます。

 

住宅ローンをご検討中の方へ!

や、来年4月には、省エネ技術基準の見直しも予定されています。
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2022年05月16日更新