開放感のあるLDKでのびやかに暮らす家

・所在地 :酒田市坂野辺新田
・竣 工 :2018年3月
・敷地面積:73.8坪
・延床面積:33.9坪
・熱損失係数Q値:0.96[w/㎡K]
・外皮平均熱貫流率UA値:0.30[w/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.3[㎠/㎡]

この家の特徴は、何と言っても2階の開放感があるLDK。
できるだけ余分な壁を設けず、視覚的に広がりをもつ空間にし、南の大きな窓から冬場太陽の光が室内の奥まで浸入するようにしてあります。
一方で、夏の厳しい西陽を避けるため、西側には窓を設けていません。その代わり、キッチン裏の北窓から間接光がリビングに入るように高窓を設置し室内の明るさを確保。
外観は、敢えて2階部分を少し持ち出すことにより、シンプルさの中にも何気ない変化を持たせてあります。

~お客さまのこだわり~

2階リビングで、ダイニングとキッチンとも繋がり一体感のある開放的な空間にしてほしい。明るい室内で子供たちがのびのび成長してくれたら嬉しいわ。キッチンは、オープンスタイルにし、背面に見せる収納棚を設置しそこに好きな食器を並べて眺めて見たいですね。
外観は、凸凹を余り出さないで、すっきりとしたシンプルなデザインで、どこかしら、店舗のようなお洒落な雰囲気に見えたらいいわね。内装は、ぬくもりのあるナチュラルな感覚にしたいわ。

フォトギャラリー

2階のリビングの南の窓から太陽の光が注いでいます。
この自然エネルギーが、冬は暖房そのものになります。

 
キッチンを中心に大きなリビング空間を実現。
畳コーナーも設けお子さんのお昼寝などには最適です。

 
キッチンは、手元を隠さないオープンスタイルを選択。
タイニングテーブルは、キッチン脇に設置することにより家事動線を最小限に抑えています。

 
食器類はディスプレイすることを意識し、見せる収納タイプに造作。
棚上部のポリカーボネイト越しからは、ほのかな明るさを取り入れています。

 
キッチンの直ぐ脇には、造作の収納を配置。
可動棚になっているので適宜段差の変更できます。

 
ご主人たっての願いの書斎も併設。
本棚は可動タイプですので、サイズに合わせて綺麗に収納できます。

 
キッチン裏の脱衣室兼物干し室。
北からの優しい光が、天井際のポリカーボネイトを通してキッチンへと広がります。

 
下4段をスケルトン階段でデザイン。
チョットした工夫が変化を生み、昇ることが軽快になります。

 
玄関を開けると直線廊下が見えます。
奥のサッシからの光りが、この廊下全体を照らしてくれます。

 
玄関と造作下駄箱。天井高さまで全部収納になっているので、家族の沢山の靴が整理できます。