調和のとれた白い箱の家

・所在地 :酒田市大宮町
・竣 工 :2008年7月
・敷地面積:65坪
・延床面積:36.8坪
・熱損失係数Q値 :1.75[w/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.4[㎠/㎡]

土地選びを相談された際、お客様が選んでいた東西に長い土地ではなく、北と南が道路に面している別の土地をお薦めしました。
南から明るい光が差す住まいにすると同時に、鳥海山が見える景色を日常の暮らしの中に自然と組み込みたいと考えたからです。
そのため、北面に鳥海山を借景できる位置にFIX窓を設け、四季折々の風景を楽しんで頂ける設計にしました。
若い人向けの箱型スタイルのシンプルな家が出来上がりました。

~お客さまのこだわり~

土地探しから始まった家づくり。
せっかく購入するのだから、明るい家が造れる土地にしたいと熟考されました。
お家のイメージは、色づかいは白にこだわり、とてもシンプルにして、かつ、全体のバランスが良く調和のとれた住宅にしたいというご希望でした。
また夜の明かりにも大変こだわられ、特に玄関廻りは弊社の他物件のように照明を上手く利用し、幻想的な感じになるようにして欲しいというご要望もありました。

・フォトギャラリー

南の窓から明るい光がリビングと和室に差し込みます。

 

ポリカーボネイトを使ったスリット状の目隠し。
向こう側がトイレのためカモフラージュしています。

 

北玄関ですが、暗くはありません。
階段ホールにある北窓から一年中安定した光を確保しています。

 

リビングにある南に面した三本の窓。
プライバシーを守りながらも光をいっぱい取り入れるような工夫です。

 

開放感のあるLDK。
和室は建具を閉じれば、客間として利用出来ます。

 

キッチンと並列したダイニング。
調理して直ぐにテーブルに並べられるので、とても使いやすい配置です。

 

出羽富士と言われる鳥海山です。
この借景は堪らないですね。

 

ご主人こだわりの夜の照明。
キューブ型が一段と引き立って見えます。