階段スペースを中心に家族のコミュニケーションを図る家
・所在地 :酒田市飛鳥
・竣 工 :2021年4月
・敷地面積:112坪
・延床面積:33.33坪
・熱損失係数Q値:1.09[w/㎡K]
・外皮平均熱貫流率UA値:0.34[w/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.3[㎠/㎡]
【性能向上計画認定住宅】
この家の中心は階段。
その階段の位置は、キッチンの真ん前にあるので、家族が二階に上り下りする際は、必ず誰かと顔を合わせます。キッチンからは、ダイニング・リビングそして畳コーナー全体を見渡すことが出来、家族と一体感を味わえるこの家のベストポジションです。
階段下は、奥様ご希望の家事コーナーを併設しましたので、学校や仕事、家庭などのチョットした書類の整理がし易くなりました。
二階のホールの大きな窓からは、南側に面した広大な田園風景の景色を満喫でき、自然を楽しむことが出来ます。
~お客さまのこだわり~
外観は白を基調にして、スタイリッシュで個性的なデザインが良いですね。
内装はシンプルに統一されている雰囲気が好き。特にリビングは、広く感じられるように畳コーナーがあるといいな。キッチンは、家族全員といつも繋がりが感じられる配置で、子供たちと一緒に料理ができるくらいゆとりのあるスペースが欲しいですね。階段下空間を奥様専用の作業スペースにしたい。二階の寝室隣にご主人の書斎スペースを確保し、お気に入りのDVD専用のラックを造作して欲しい。
家族それぞれが、思い思いの場所で自由な時間を過ごせ、心が癒される家を希望されました。
フォトギャラリー
一階はLDKとして、キッチンからダイニング・リビング・畳コーナーまで目が届くオープンな間取りに。
家族それぞれが思い思いに過ごしながらも、繋がりを感じることができます。
対面型のキッチンの横にダイニングテーブルを配置。
料理をしながら、直ぐ脇に配膳ができるので、とても人気のある動線です。
キッチンの背面には天井までの高さの大容量の収納棚を造作。
突然の来客の際でも、ハイタイプの造作扉を閉めればスッキリ。
無造作に置かれがちなランドセルや学用品を整理できるように、キッチン前に収納棚を設けました。
階段下には奥様専用デスクを設置。ミシンの作業も捗りそうです。
「景色を見ながらお茶をしたい」
ダイニングで寛ぎながら、豊かな田園風景を窓いっぱいに楽しめます。
リビングの一角に設けた三帖の畳コーナーは、アイロンがけや洗濯ものを畳んだりと家事コーナーとしても大活躍です。
二階ホールの南側に設置した大きな窓からは、季節の変わりゆく山並みと桜並木を一望できます。
DVDコレクション専用ラックがある趣味室。
シンプルなローデスクを採用したことで、空間が広く感じられます。
シューズクロークは、収納スペースをより多く確保するためにウォークインタイプを採用しました。
東面は小さい窓を並べてシンプルに。
これはできるだけ東西からの光を避け、南は積極的に日射を取り入れようとするデザインを現しています。