フランスの片田舎にありそうなフレンチカントリーの家

・所在地 :酒田市砂越
・竣 工 :2014年9月
・敷地面積:127坪 
・熱損失係数Q値:1.17[w/㎡K]
・外皮平均熱貫流率UA値:0.42[ w/㎡K]
・相当隙間面積C値:0.29[㎠/㎡]

外観の大屋根以外にも、インテリアは「白色」で仕上げたい、床はオーク材にしたい…と初めて打合せをした時から、しっかりとマイホームのイメージを持っているご夫婦でした。
インテリアでは、リビングのレンガ調のタイル、無垢材に塗装した板張りの天井など、素材に変化を持たせ、同じ白色でもアクセントになるようにデザイン。
また、2階の各部屋は屋根なりの天井でロフトのような空間になるため、天井を出来るだけ高くし、狭く感じられないように工夫しました。

~お客さまのこだわり~

ご夫婦の一番のご要望は外観の「大屋根」のデザインでした。お好みはフレンチテイストと言うことで、お二人が選んだグレー系の2色でミックスされた瓦が良く映えるように、真っ白な塗り壁をオススメしました。
家族用と来客用に仕切った広めの玄関をはじめ、一部屋一部屋にゆとりを持たせたプランになっています。
奥さんのご希望でタイル仕上げも多く、中でもキッチンカウンターは雑誌を参考にデザインし、飾り棚としても利用できるようにしてあります。

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ご夫婦が希望された大屋根の最大の特徴である勾配天井の形を楽しめるリビング。
レンガ調のタイル、造作ドア、天井の無垢材も白系に統一。

 

リビングの奥がダイニング・キッチン。
ここを2枚の引き戸で仕切ることも出来ます。

 

リビングを見下ろせる2階の渡り廊下。
この廊下を挟んで寝室と子ども室に分かれます。
2枚並んだかわいらしいグレーの扉は子ども室です。

 

2つの吹抜けの間を通る渡り廊下。
天窓の光を利用して1階と2階の明るさを確保しています。

 

手元が見えないようにキッチンカウンターは高めに。
側面の棚は、ダイニングテーブル用の調味料入れになります。

 

奥さんが持参した雑誌を参考にデザインしたキッチンのタイル仕上げのカウンター。
キッチン前の掘り込まれた大きな飾り棚が特徴。

 

キッチンの片隅に計画したPCコーナー。
緑色のクロスは、奥さんのご希望でマグネット対応の壁紙にしてあります。

 

慌ただしい朝も2人並んで身支度が出来るようにとゆとりを持たせた洗面所。

 

2階のトイレは、洗面にも使える大きめのボウルを選択。
カウンターの壁にはモザイクタイルでアクセントを。

 

ドアを開けると来客用ホールが広がる玄関。
窓は隣家からの視線が気にならないように、足元に取り付けました。