“期待を裏切る”家づくり物語 02

コチラのお宅のテーマは、
「スキップダイニング&アーバンスタイルハウス」

近所の奥様の間では「レストランができるんじゃない?」と噂になったらしいですが…
残念ながら“ちょっとお洒落な、普通の住宅” です。
“カッコいい家に住みたい!” と、ご主人。
“絶対、DJブースが欲しい!” と、奥様。
お二人の夢を叶えるべく、何度となく打合せを重ねてきたお住まいがついに完成です。

“カッコいい”に応える

モダンな外観に合わせ、室内も白を基調にシンプルに。
ドアを開けると、開放的なホールがお客様をお迎えします。最初に目に飛び込んでくるのが、ガラス越しに見える中庭と鉄骨階段。わずか2段の段差がダイニングキッチンをスタイリッシュに演出します。ピカピカの床に白い階段、ドラマの撮影とかで使ってもらえませんかね?テレビとソファーがないのが残念ですが、くつろぎのリビング空間を想像してみてください。「カッコいい家に住みたい」 と言っていたご主人、この家に星いくつもらえますか?
☆…

新しい家でやりたいこと

奥様の趣味はDJ。
育児の合間に、押入れを改造してシャカシャカやってました。

新しい家では、リビングの一部にスペースを設け、孤立するのではなく“家族を気配を感じながら” やりたいと考えていました。その想いを形にしたのがこのDJブース です。
コンパクトなスペースですが、しっかり、収納・使い勝手・操作性を考えています。工事中、協力業者である塗装屋の職人さんが、「俺も欲しい」と、つぶやきながら仕事をしていました。書斎・パソコン室、ピアノ室、バイク・車の整備室など、いままで趣味に合わせていろいろつくってきましたが、今回のDJ室はとてもいい経験になりました。奥様仕様のDJブース、これからはおもいっきり楽しめますね!でも、夜更かしはほどほどに…

AKARIをつくりだす

コスモホームの“明かりプラン” も、徐々に定着してきた感じがします。予算の打合せでも、「照明はそのままでいいです」と言われるようになってきました。それだけ“明かりプラン” に対する期待度は高まっているのかも?そこで今回、寝室の照明をちょっと変えてみました。
わかりますか?
そう、天井に照明器具が無いんです。
(ウォークインクローゼットに行く時の予備として、ダウンライト1個は付いています。)上から照らさなくても、明るくすることができるって不思議?
寝室以外にもリビング・洗面所・シアタールームなんかで使えそう…

キッチンの居心地

こちらはシンク部とレンジ部が分かれているアイランド型キッチンです。

私もキッチンに立つのが好きな方なんですが、日頃から普通のI型キッチンは作業スペースが小さいと感じていました。
ならばと、今回お客様にお薦めして、アイランド型を採用していただきました。シンク周りで食材の仕込み、コンロ周りでは盛り付けと、料理好きの人にはたまらないキッチンです。費用は、普通のキッチンの1.5倍くらいかかりますが、食器などをうまく収納すれば棚を買わなくてすむので、総予算で考えれば同じくらいかもしれません。余談ですが、このお宅のキッチン“音” がでます。好きな音楽に囲まれて料理する。
ホームページでお聞かせできないのが残念です…

採用基準

機能性とデザイン性の両面からご提案。スッキリしたデザインが特徴の本立て。段差を利用した収納。
もっと大きくすることもできますが、欲張ってはいけません。服を主体に考えたウォークインクローゼット、中はシンプルに。
正面中断にはふとんを置きます。子育て世代で重宝する“多目的流し” もコンパクトでカッコいいものを。洗濯機の上にはタオル・洗剤を置く棚をつくりました。ちょっと見にくいですが、上から下までの長ーい取手の付いた引戸。
老若男女問わず使いやすい取手です。《すごくオススメ》洗面所・トイレに使うカギ。
内覧会では何気なく見ていく方が多いと思いますが、コスモホームの建物に使われているものは“すべて理由” があって採用しています。

「この中からお選びください」的な家づくりはそろそろやめましょう。
自由設計と言われるぐらい、住まいづくりは“自由”なのですから…