代表取締役 柿崎 圭介

社員各々の能力・個性を最大限に発揮して、お客さまの夢を叶える会社で
あり続けたい。
仕事を通じて地元に恩返しができる会社になりたいです。

IMGP2082【所属・役職】 代表取締役
【名前】 柿崎 圭介(かきざき けいすけ)
【誕生日】 1958年7月29日生まれ しし座
【血液型】 A型
【出身】 鶴岡市
【創業】 2000年8月10日
【資格・特技】 一級建築士、一級建築施工管理技士、宅地建物取引主任者、英検2級
【お休みの日は何してる?】
家の掃除(お風呂とトイレの掃除は私の担当です)や、本屋に行ったり、買物に行ったりしています。自分の服は下着も含め、全て自分で選んで買っています。

■仕事内容を教えて下さい

会社の代表として、スタッフをまとめ、より良い会社にしていくにはどうすればいいかを、常に考えています。

経営者としてだけでなく、設計士としてお客さまのお宅の設計・施工管理も行っています。設計の仕事は発想が命です。設計には特に力を入れているので、感覚を鈍らせないよう、何かヒントになるものはないか、新しいアイデアはないか、常にあちこちアンテナを張るようにしています。

 

■この会社(業界)に入った理由はなんですか?

子供の頃住んでいた家は、冬は家の中が真っ暗で、昼間でも電気をつけないとなりませんでした。庄内の長い冬は、本当に暗くて寒い。それに比べ、東京はオリンピック開催など華やかで明るいイメージでした。東京=建物というイメージが結びつき、東京への憧れが、そのまま建築への憧れとなりました。幼い頃から交流のあった洋館に住む外国人の暮らしにも影響を受けました。

doc04327220140429112108_001芝浦工業大学進学と同時に上京、憧れの東京生活が始まりました。大学では、環境やソーラーシステムの研究をしていました。卒業後はゼネコンに就職、ビルや公共建物の現場管理を任されました。現場から現場を渡り歩く日々でアパートに帰っても寝るだけ。東京は長く住むところではないと感じ、庄内に戻ることを決めました。(右写真:大学時代の友人と)

 地元では、建築と縁のない食品関連会社に就職。社長の下で、経理、営業、管理の仕事を任され、勉強にはなりましたが、「何かが違う」という違和感をぬぐえず、「やっぱり建築がやりたい」と一念発起して、仕事をしながら一級建築士の資格を取得しました。

 転職後は住宅会社で木造住宅に携わり、また建築の仕事ができることが嬉しく、色々と勉強したものの、会社の方向性と自分のやりたい家づくりにギャップを感じ、独立してコスモホームを起業し今に至ります。

 

 ■「この仕事をやってて良かった」と思う瞬間は?

コスモホームを始めて間もない頃のお客さまで、何度もプランを修正したお宅がありました。お引き渡しの時、お客さまから「社長、握手してください」と言われ、驚くやら、嬉しいやら、すごく感動しました。自分の仕事をありがたいと思ってくれている人がいる。お客さまとの握手はとてもあたたかく、人の温もりを感じました。

また、あるお客さまからは「この階段がお気に入りなので、わざわざ2階のトイレに行くのよ」という嬉しいお言葉をいただきました。お客さまと話をして、その想いをカタチにして伝えることが私たちの仕事。それぞれのお客さま、一人ひとりのために作っているので、こうして喜んでもらえることが、何より嬉しいのです。

 経営は人、会社も人が大事です。家づくりを通して、お客さまや社会に貢献できているか。社員が仕事を通じて成長できているか。家づくりを通して、お客さまも社員も幸福であるように、常にその視点を忘れないようにしています。

 

■今の仕事で大変なところ・気をつけているところは

IMGP2249創業当初は、仕事を取ることも、人を遣うことも、とにかく、何をどうすればいいかわからない。どう取り組んでいいのかもわからず、闇雲にあがいているという状態でした。悩んでも、あまり先に繋がらないことが多く、毎晩、眠れない夜が続きました。

しばらくは仕事が全くなく、まずはリフォームからと、チラシを作って、親戚や友人・知人宅を中心に、飛び込みであちこち回りました。冬は日が暮れるのが早く、真っ暗な中を訪ねて、断られるのは本当に切ないものでした。話を聞いてもらえる幸せ、仕事がとれるありがたさを、身に染みて感じました。

 

■社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ことはなんですか?

全体のまとめ役。

社長なので、スタッフをまとめることはもちろんですが、お客さまのご要望を取り入れ、様々なアイデアも盛り込みつつ、うまくプランニングをまとめる能力は、誰にも負けないと自負しています。

建物の環境についての知識と経験。大学の専攻も環境でした。オモテから見えない部分ではありますが、断熱には非常にこだわっています。難しい話は抜きにして、「暖かい家」という点については、安心してお任せいただいければと思います。

 あとは声が大きいことですかね(笑)

「社長、声大きいですよ」と、よく社員に言われます。
家族からも同じこと言われるなぁ。自分じゃ全然わからないんですけどね。

 

■今後、仕事で(もしくはプライベートで)実現したい夢は?

色々な会社を回ったけれど、いま一つピンと来ないまま、コスモホームに来て下さったお客さまが「あ、見つけた!」という感じのキラキラした目を見ると、私もワクワクしてきます。ようやく出会えたお客さまの夢を、デザイン、性能、住み心地というカタチあるものにしていくことが、私たちの仕事です。お客さまの「あんなこともしたい」「こんなこともしたい」というワクワクを一緒に感じつつ、プロとしてさらに一段上をいくご提案をしたいです。

社員各々の能力・個性を最大限に発揮して、お客さまの夢を叶える会社であり続けたいです。社員が誇りを持って仕事ができる会社としても、成長していきたいですね。「期待を裏切る家づくり」―覚悟を持って、お客さまも、社員も、みんなが幸せになれる家づくりを、徹底して行っていきたいと思います。

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また地域に根差した会社として、地域の木材を積極的に使ったり、さまざまなかたちで地域に貢献したりと、仕事を通じて地元に恩返しができる会社になりたい。「酒田にコスモホームあり」と言われるような会社になりたいですね。