遊佐町髙橋様邸「気の合う仲間と賑やかに語り合う家」
ご主人=主 奥さま=奥 インタビュアー:柿崎=柿
【お客様】髙橋善之様
【住所】山形県飽海郡遊佐町
【引渡し】2016年11月
【土地面積】61坪
【延床面積】41.7坪
【熱損失係数Q値】1.08
【インタビュー】2017年8月20日
◆家づくりを考えはじめたきっかけは?
柿:最初にお会いした時、雑誌か何かで弊社を知ったということでしたよね?
奥:はい。お医者さんに置いてある本を見て知りました。
主:何の本でしたっけ?
柿:Q1.0住宅という新住協で出している本をご覧になって、それをきっかけに弊社を知っていただいたんですね。
奥:そうですね。
家を建てたいとは思っていたんですが、その頃はまだそういう話をしていなかったんですよ。
本を見たのをきっかけに家を建てたいという気持ちが出てきました。
柿:それに写っていたのは?
奥:知り合いのお家だったんですよ。
家のデザインがシンプルで、今流行りというか…あの頃から10年も経つんですね。
主:2階の渡り廊下が特徴的な建物をつくる会社だな、というイメージがありました。
あの頃はまだはっきりと家を建てる予定がなくて、今住んでいる寒い家で我慢しようかなと思っていたんです。
柿:あの頃はまだ具体的に家を建てるとは思っていなかったんですか?
奥:具体的ではなかったですね
主:コスモホームさんに相談しに行くという約束を先にしてしまったんです。
まず相談だけと思って…
他の工務店さんは見ていないし、どこにしようかとも考えていなかったんです。
相談に行ったらコスモさんの話に引き込まれてしまって(笑)
柿:そうなんですか。
奥:いいなと思ったのが、性能のことが書いてある表だったよね。
計算してデータを取っているのを見て、建てっぱなしじゃないんだなって思いました。
主:アフターメンテナンスがしっかりしているところに頼みたいという気持ちがあったので。
一番困っているのが寒くて暑いということころで、そこをしっかりしてもらえて、さらに最後まで付き合ってもらえるということであれば、ここでいいのかなと。
柿:髙橋さんからご来社していただいたときに、家を建てるのは2回目というお話でしたよね。
1回目に建てた家のお悩みが寒さと暑さ、あと雨漏りでしたよね。
奥:雨漏りもそうだし、家のまわりを砂で土盛りして建てたので、西の方に下がっていって…
ビー玉を置いてみたら、置いた瞬間に転がっていって…
ちょっとやそっとの傾斜じゃないような傾きだったんですよ
主:昔は風通しを良くして長持ちさせる家のつくりだったんですよね。
だんだん気密の必要性分かってきましたが、中途半端な気密性だと逆に湿気がこもって悪いところが出てきたりと、そういう過渡期の時に建ててしまったのかな…
今は、Q1.0住宅じゃなくても断熱性能を推しているところがありますよね。
柿:今どこでも高気密だとか高断熱といいますからね。
主:設計ができるまではQ1.0という意味も分からなかったですね。
奥:完成内覧会に行かせてもらってだんだん性能のことも分かるようになりました。
どういう仕組みでそうなっているのか分からなかったんだよね
主:窓見たときに壁の厚さがすごいと思って。
本当はもっと厚くしたいんだってことを聞いて…窓の桟どうやって掃除するのかなって(笑)
完成内覧会を見ると工夫する楽しさがあって、だんだん建てたい気持ちがでてきました。
最初は冷やかし半分に行っていたんだけど
奥:建てるって言わなかったよね。
柿:最初の頃は奥様がいらしていましたよね。
髙橋さんにいくつかの建物を見ていただきましたが、建物のデザインはどうでしたか?
主:建物を見るとやっぱりコスモさんだなって。
外壁は白が中心で、四角いところもモダンな感じがしました。
どの家にも共通していて、そういうデザインは嫌いじゃないので
奥:四角い箱でいいと言っていたよね。
主:奇抜な形にするとそこから無理がかかってきて、学校なんか建築の仕事をしたことがあったので…
柿:仕事柄そういうことにも関わっていますよね。
主:つなぎ合わせの部分は雨漏りすることがあるんですよ。
柿:デザイン優先でいくとそういった不具合が出やすいんですよね。
その辺のバランスは悩むところではありますよね。
奥:光熱費を抑える…そこが一番他とは違うところかなと。
このエアコン1台だって言うとみんなびっくりするよね。
◆1年ほど暮らしてみて、住み心地はいかがですか?
柿:髙橋さんのお宅で初めて床下エアコンを付けさせていただいたんですが、昨年の一年過ごしてみていかがでしたか?
奥:私達いないときもずっとエアコンをつけっぱなしで、電気代どうなっているの?無駄じゃないの?と近所の方から言われます。
主:いまだに24時間つけっぱなしだともったいない気がするけど
奥:夏場はそんなにつけなくても大丈夫だったよね。
1回冷やすと涼しくなるので、中の温度計見ながら涼しくなると止めています。
柿:夏はどうしても暑くなるので、いかに太陽の光を直接入れないかってことなんですよね。
奥:南側の窓で十分明るいです。
主:夏場だと北側の窓からも光入ってきますね。
奥:夏は温度が30度あっても少し冷やすと暑くないよね。
主:朝もそんなにエアコンしなくても窓開けて、涼しい空気を入れて外の気温が上がりだしたくらいに窓を閉めて、お昼くらいまではなんとかそれで我慢できます。
間取りは完璧です。
奥:洗面所もいいよね。
柿:洗面台2つありますよね。
主:結構同時に使います。2つあって良かったと思います。
奥:今娘もいるから
柿:最初から洗面台は2つというご要望でしたよね。
奥:いつも時間帯が重なってしまうから
主:脱衣所に洗面台がないことで、誰かお風呂に入っていても洗面の用事があっても脱衣所に行かなくてもいいので、ある程度プライバシーも保てますね。
柿:最近脱衣所と洗面台を分ける方増えていらっしゃるんですよ。
主:最初は前の家の動線に慣れているものだから戸惑うこともありましたけど、今はこっちのほうがいいです。
奥:あと、洗面台の内部にコンセントを付けたので、線が出なくてすっきりしていいですね。
椅子が収納できるのもいいですよ。テレビを見ながら髪も乾かせます。
柿:ちょうどいい位置ですよね。
奥:快適です。
◆家づくりの「テーマ」はいかがでしたか?
柿:プランニングの時に髙橋さんのご要望をお聞きし、「気の合う仲間と賑やかに語り合う家」というテーマで決めさせていただきましたが、いかがでしたか?
主:感動しましたね。
奥:私達が言ったことを全部受け止めてくれていたんだなって、ああやって形になって。
主:やられたって感じでしたね。
細かい要望をシートに書いて、ただ住むだけだったらテーマって出てこないと思うんですけど、その中で妻が書いた友達と賑やかにお酒を飲める場所にしたいというのを上手く引き出してもらいました。
友人はみんな家に来やすいみたいです。
奥:一昨日も友達から「暇だから行ってもいい?」って電話がきて、一緒に飲んできたんですよ。
柿:新築祝いのパーティに呼んでいただいた時もみなさん和気あいあいとしていて。
上棟の儀の時も、家族がいらっしゃることはありますけど、お友達がいらっしゃることがはじめてでしたよ。
あの方たちが新築祝いの時にもいらしていて、椅子に座りながら気軽にみなさんが語っている姿を見ていました。
奥:膝が悪い人がいてもここに座ってもらえるからいいんですよ。
みんなこれ良いって言ってくれます。
柿:最初から棚と兼用の椅子をご要望いただいていましたよね。
主:高さちょうどいいですね。
高さにはこだわりました(笑)
奥:ドアが少ないのですごく掃除しやすいですね。
寝室はルンバに掃除してもらっています。
マットを敷いてないときは全部ルンバで掃除できましたよ。
◆家づくりで悩んだことはありますか?
柿:オーナー交流会に2回参加していただきましたが、いかがでしたか?
奥:楽しかったです。
主:他のオーナーさんも同じ気持ちなんですよね。
コスモさんの考え方に理解しながらも、快適な生活に満足している者同士でお酒を飲むっていうのは気持ちいいですよね。
柿:ありがとうございます。
奥:自分の家に誇りを持っているというか、良い家を建てたっていう皆さん満足している感じがしましたね。
柿:皆さん希望する家がそれぞれ違うのですが、やっぱり自分の家が一番いいねと言ってくれます。
主:何年も前に建てたオーナーさんもオーナー交流会にいらしていて、その方たちがコスモさんで建てた家をどう評価しているかが私たちは気になりますね。
今後10年20年付き合っていくなかで、時期になったらメンテナンスを伺うことを声掛けしてもらえるところがいいですね。
他のオーナーさんと情報交換もできればいいなと思っています。
柿:そうですね。メンテナンスをどういう風にしてくかが課題ですね。
奥:オーナー交流会はいつからはじめていらっしゃるんですか?
柿:今年で5回目になります。最初は感謝祭の反省会のような形で始まったんですよ。
奥:そういうのって珍しいですよね。
柿:建てていただいてからも長いお付き合いをしたいという思いではじめました。
奥:楽しく参加させていただいています。
柿:そこからお客さま同士が繋がっていくのがいいですよね。
◆これから家づくりをはじめる方にアドバイスをお願いします。
柿:これから家づくりをはじめる方にアドバイスをいただけますか?
主:納得いくまで確認することと、自分達の考えを理解してもらえる業者さんを探すことですかね。
工務店さんの家づくりの考え方も理解した上で、お互い納得して家づくりをしていた方がいいと思います。
柿:業者選びが大切ということですね。
奥:妥協しないで、自分が本当に建てたい家を建ててほしいですよね。
柿:そうですよね。今日はありがとうございました。
主・奥:ありがとうございました。