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ハチの巣は見つけたら早く対処するに限る!を実感した日

こんにちは!コスモホームの小野寺です。
最近ハチを見かけるな~と思っていたら、今年もハチが巣作りを始めていました。

基本的に大人しいといわれているアシナガバチですが、天敵であるスズメバチが巣を狙って来る場合もあります。
巣が大きくなるとハチの数が増え活動が活発化するので、駆除は早めに行うのが鉄則です。
毎年この時期は「ハチ」「アリ(シロアリ・クロアリ)」のご相談が多くなります。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

ハチの巣を見つけたら…

巣を見つけたら一刻も早くどうにかしたい!
そんな気持ちになると思いますが、ハチの種類や巣ができた場所によっては素人が手を出すのは危険です。
プロに頼むのが一番安全で確実な駆除方法です。
どうしても自力駆除をする場合は、この3点が判断のポイントになるそうです。

  1. アシナガバチやミツバチの巣である《スズメバチは攻撃的で危険!》
  2. 軒下や窓際など開放的な場所に巣がある《閉鎖的な場所(床下や屋根裏)は作業が難しい》
  3. 巣は作り始めで、一辺が10㎝未満《大きい巣には攻撃してくるハチがいっぱい!》
ハチの巣の駆除(アシナガバチ・ミツバチ)
  • 防護服(襟や袖口にすき間のない厚手の合羽で代用可能)
  • 防蜂ネット(厚手の帽子やヘルメット、マスクで代用可能)
  • 白い長靴
  • 殺虫剤(ピレスロイド系であればハチ専用でなくともOK)×2本
  • 巣を落とす長い棒
  • ゴミ袋
  • 虫取り網
  • ほうき
  • ちりとり
  • 赤いセロファンを貼った懐中電灯

黒いものはハチの攻撃の標的になりやすいので、レインコートや帽子はなるべく白いものを用意しましょう。
合羽は上下とも着用し、首元にはタオルを巻く、軍手は二枚にするなど服の中にハチが入ってこないようしっかりと防護します。
駆除はハチの活動が鈍る夕方から日没後の2~3時間頃に行います。
暗くて視界が悪い場合は懐中電灯を使ってください。
ただし、強力な明るさだとハチを刺激してしまうので、赤いセロファンで光をやわらげるといいでしょう。
風上から巣に殺虫剤を噴射し、ハチが巣から飛び立っていなくなったのを確認します。
虫取り網にゴミ袋をかぶせ、巣の下に置いたら、棒で巣を落とします。
うまくゴミ袋に落ちなかったり、ハチの死骸があったら手で触らずに、ほうきとちりとりで撤去します。
※危険を感じた場合は直ちにその場を離れ、しばらく近づかないこと!

駆除ができたら

ゴミ袋をしっかりと閉じ、燃えるごみとして処分します。
駆除中に留守だったハチや逃げたハチが戻ってくることがあるので、巣があった場所には一週間程度殺虫剤をこまめに噴射しておくといいそうです。

おとなしいと言われるアシナガバチやミツバチですが、刺激すると一斉に襲ってきます。
アシナガバチは毒性も強く、時期によっては攻撃性が高くなるので注意が必要です。
ミツバチの巣は蜜でベトベトしていて処分が煩わしいこともあります。
ミツバチであれば養蜂家に相談してみるのもいいかもしれません。

クマバチを見かけたら…

ブンブンと音も体も大きなクマバチ(クマンバチ)を見かけたら、お庭の木や家の木部に巣ができていないか点検してみてください。
クマバチは「carpenter bee(大工バチ)」といわれ、その名の通り木を削って巣を作ることがあります。
巣を使いまわすことも珍しくなく、巣が狭いと新たに部屋を増やしてしまうことも。
放っておくとシロアリが侵入するきっかけに繋がる場合もあるので、柱や垂木に巣ができていないか見てみて下さい。

 

2023年06月07日更新