スタッフブログ

山形エコハウスに行ってきました

こんにちは!コスモホームの小野寺です。
山形市にある『山形エコハウス』に行ってきました♪ 2012年に「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」が制定され、低炭素住宅の認定制度がスタートしました。
この低炭素住宅とは、住まいにおける二酸化炭素の排出の抑えた住宅です。
 
「それって一体なんだなや~(゚ペ)?」
 
…こんな私でも、ここに行けば低炭素住宅を体験できる!というモデルハウスが山形エコハウスです。
 
山形エコハウスの特長のひとつが木造住宅であることです。
地球温暖化、環境にやさしい家を建てるのに、木を伐採するのは一見矛盾しているように私は思ってしまったのですが、実は逆!
「木は光合成をおこなって大気中の水・光・二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させる」ということは子どものころに習った気がします(◦ˉ ˘ ˉ◦)
 
この時吸収した二酸化炭素を木は切られた後もそのまま閉じ込め続けてくれます。
例えば木造住宅を老朽化などの理由で解体したとします。
解体され住宅での役目を終えた木製の柱や床は、廃木材として木質ペレットに生まれ変わります。
このペレットを燃料として、ボイラーでお湯や暖房を使います。
もちろん燃やすときに二酸化炭素は排出されますが…
 
木を燃焼させて出た二酸化炭素→大気中にもとからあった二酸化炭素を木に閉じ込めていただけなので排出しても±0
 
化石系燃料を燃焼させて出た二酸化炭素→単純に二酸化炭素を増やしてしまう
 
同じように燃やしてエネルギーを消費しても、地球環境に与える影響は違うことがわかります。
 
木を伐採する~木を使って何かを作る~木を植える~木を育てる~のサイクルがうまく回れば二酸化炭素を蓄える器(木)が増えてきます。
街に木造の建物が増えていくのは、森が広がるようなイメージかな~と思いました。 
2010年に建てたられたそうですが、建物に入った瞬間木の香りいっぱい!
まるで森林浴をしてるような気分でした。
先週末の雪には驚きましたが、だいぶ暖かくなってきたのでドライブがてら行ってみてはどうでしょうか?
 
 
山形エコハウスについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.tuad.ac.jp/ecohouse/

2019年03月26日更新