スタッフ柿崎社長ブログ

2016年1月

新しい時代への転換点の年になりそうです!

新年明けましておめでとうございます。

お正月休みの間、恒例の新建ハウジング社発行の2016年住宅産業大予測を読みました。

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特に今回私が、注目したのが、「ゼロエネルギー住宅ロードマップ」という記事です。

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ZEHロードマップによると、2020年には、新築戸建住宅の過半数をZEH化し、2030年に平均でZEH化する事を目指しています。

いよいよゼロエネルギー住宅が現実味を帯びてきました。

ゼロエネルギー住宅(=ZEH:ゼッツ)とは、

「省エネ法に基づいた建築・設備によって減少したエネルギー消費量と創エネによって作り出されたエネルギーの合計が、その建物で消費される標準のエネルギー消費量と等しい か多い

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(ゼロエネルギーのイメージ)

同じ新建ハウジングの新春特集号にも

「日本の住宅は高断熱ZEH標準ヘ」

の記事が載っていました。

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これは、エコワークス(株)代表取締役社長 小山貴志氏からの寄稿です。

2015年12月、パリで開かれたCOP21関連のビジネス会合に参加した彼にとって最も印象に残ったスピーチの一節を冒頭で紹介していました。その内容は、

人類は分岐点にいる。

化石資源からの転換に全世界が合意し、エネルギーの未来が変わる。

化石資源に依存する時代は人類の長い歴史の中で一瞬だった と後に言われるだろう。

石器時代は、石が狩猟や調理の道具として社会を支えた。

現代において石はたくさんあるがもう使っていない。

同じように石油や石炭やガスがあっても使わない時代が来る。』

石油・石炭・ガスが将来過去のエネルギーになることを示唆しています。

確かに石炭が使われ始めたのは18世紀以降のことで、人類の長い歴史の中では、つい最近のことです。

それを思えば、将来これらのエネルギーを使わない時代が来ても何ら不思議でもないかもしれません。

本当にそんな時代が来るのか?

いや、やらないと、人類の将来がないのです。

今年は、新しい時代への転換点の年になりそうです!

2016年01月13日更新