スタッフ柿崎社長ブログ

2012年2月

土地を決める前に建物契約?

先日ある不動屋さんの社長と最近のハウスメーカーの土地の購入の仕方が話題になりました。

昔は、土地を決めてから建物の請負契約を結ぶのが普通でしたが、最近は、逆だそうです。

とにかく、土地が決まる前に土地が決まることを想定して、請負契約を結ばせるそうです。

そんな話を聞いて

エーーーーーーーーーーーーーーー???????!!!!!!!

とても信じられませんでした。

『だからトラブルが結構多いのよ』

『ひどい時なんが、土地の契約日が地鎮祭なんてこともあるんだよ!』

ありえなーーーーーーーい

大手ハウスメーカーは、ほとんどが企画型住宅です。

ですから、いくつかのパターンを想定し、決められた価格で販売できるようです。

しかし、あまりにもアバウトすぎる。

ハウスメーカーもここまで来たか

という感じです。

住宅を購入するお客様は、初めてですので、『住宅購入なんてこんなものか』

と思うのかもしれません。

本当にこれでいいのでしょうか?

まー簡単といえば簡単です。

家づくりなんて煩わしいだけだと思っている人にとっては、とても楽な選択肢なのかも知れません。

しかし、自分たちの一生を左右するかもしれない人生にとっての最大の買い物ですので、もう少し考えた方が宜しいのではないでしょうか。

人によって価値観の差はありますが・・・

私は、よくお客様に言います。

『家づくりは、絶対に業者任せはダメですよ。

内容を良く吟味して下さい。』

『そうは言っても、専門的なことは、分からないし・・・・』

まさしくそのとおりです。

だとするならば、本当に信頼できる業者を探すことです。

それが本当に難しいことです。

しかし、最近は、インターネットなどを工夫すれば、結構情報を集めることができます。

ネットの情報がどれほど信用できるかという問題もありますが、そこは、各人の判断です。

とにかく、家づくりは、依頼する業者によってまったく変わってくると言っても過言ではありません。

契約をするまでは、本当に

慎重に、慎重に、慎重に

しかし、決めたら

大胆に

とにかく、契約を迫ってくる業者は要注意です!

業者を決める一つの方法は、

『実際に建てた人からその業者の評判を聞くことです。』

これは、結構参考になると思います。

ちなみに、弊社の場合は、土地が決まらなければ、プランニングはしません。

というより、出来ません。

その土地の形状や近隣との関係性や法規など、いろいろなことを吟味しながら設計していきます。

土地も決まらないで、建物を決めていくなんて、まったくの素人です!

他人事とはいえ、とても、腹が立ちます!

by kakizaki

2012年02月07日更新